あらすじ
その日、広島は核の業火に包まれた。人類史上類を見ない大量殺戮(さつりく)の閃光が、日本に定められた敗北の道を歩ませ、「国家としての切腹」を目論む浅倉大佐の計画を加速させる。彼が望む「あるべき終戦の形」とは? その凄惨な真実が語られる時、伊507乗員たちは言葉を失い、そして決断を迫られた。刮目(かつもく)の第3巻。【2005年3月公開 映画「ローレライ」原作】 (講談社文庫)
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Posted by ブクログ
2004年(第1回)。8位。
伊507の黒幕、浅倉さんからやっとこの戦艦(というかローレライ)の目的を知らされる。激しく反対する艦長と仲間たち。浅倉さんと飢餓地獄を体験した人、家族でアメリカに移り住み、差別を受けた土屋は浅倉派。
攻防の末、伊507は3つめの原爆投下を阻止すべく、島へ急ぐ。滑走路を壊してしまえーと。
重厚だが、おもしろい~ 浅倉も艦長も戦後の日本を考えての行動なんだよなぁ。。。浅倉さんはとても過激だけどw
Posted by ブクログ
かなり良い感じに盛り上がってきての、「次巻へ続く」。
「ローレライは、あなたが望む終戦のためには歌わない。」
……格好良すぎる!!!
★4つ、9ポイント半。
2014.10.25.了。
若い二人の、上陸前夜のほのぼのとした様子……アニメ「天空の城ラピュタ」にデ・ジャ・ヴュ(笑)。
【追記】
上記の、「ラピュタ」に似ているうんぬんについて・・・。
先日ちょうど「ラピュタ」を観かえす機会があったのだが・・・うん、やっぱり「ラピュタ」だよ、あそこの場面(笑)。
同じこと思った人って、いないのだろうか???
2016.08.08.書。