あらすじ
宇宙人が見守ると噂されるこの町で、俺の青春ポイント獲得ミッション(具体的には女子との甘酸っぱい高校ライフ大作戦)はスタートした。「地球は狙われている」らしい。同居する布団ぐるぐる電波女・藤和エリオからの引用だ。俺の青春ポイントが低下する要因であり、本ミッションを阻害する根源でもある。天然癒し系な爽やか健康娘・リュウシさんや、モデルさんもびっくりの長身(コスプレ)少女・前川さんとの青春ポイント急上昇的出会いを経たにもかかわらず、俺の隣にはなぜか布団でぐーるぐるな電波女がいるわけで……。……俺の青春って、一体どーなんの? 『嘘つきみーくん』の入間人間が贈る青春ラブコメ!
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Posted by ブクログ
この小説、雰囲気いい
すごく好き
宇宙人とかSFっぽいのに、その実、全くSFではなく、
必死に・・・という程でもないが、
少し特殊な日常を生きていく感じが
多分その雰囲気を助長するのが、入間さん独特の言い回し
要所要所で表現がカッコイイ
んで、主人公のツッコミ面白い
えーと
地球人でしかない俺達は、日々を懸命に生きるしかない
そのなかで、少しだけ日常とずれた非日常に出会い、悩みながら生きていく
きっとそういうのが「青春ポイント」になっていく
Posted by ブクログ
「地球は宇宙人に狙われている」
そんな電波女と
青春っぽい事に青春ポイントを付けてる青春男が出会ってしまった.
と,そんな話.
面白かったよ.
この青春ポイントのシステムがまたアレで….
青春っぽいことをすると加算され
青春っぽくないことをすると減算されていく.
なんてアレな….
そんなポイント制を採用している時点で真っ盛りだよ.
電波女の他にもイロイロ出てきて愉快です.
Posted by ブクログ
結構、普通の男の子が転校をきっかけにハーレムする。って簡単に言ってしまえばそうなんだけど、語り口調が面白くて面白い。くそー。
一つ一つに色々な比喩とかそんなものが打ち込まれていて、読んでいて飽きない。
電波女の性格が微妙であるし、そこは一巻だから全く解決されないんだけど、日常的ラノベとしてはそれはそれでいっかなーみたいな気楽な気持ちで読むことができる。
って、青春ポイント+1。
人間、青春がどうあったか。なんてことを考えだすのは、その時点でおっさん化している証拠なんだけど、どうしても考えてしまうよね。とかつぶやく青春ポイント-1。
何の話をしていたかわかんなくなるけど、やっぱり青春時代には青春ポイントを貯めといたほうがいいんじゃない? っておっさんが説教したくなるのが本書。
ほんと、どうでも良くなってきたので終わり
Posted by ブクログ
読みづらさは最初の方あったけど、ササっと流せるようになればテンポのよいギャグに早がわり。保存したのくだりが一番好き。リュウシちゃんかわゆす。エリオの逆転デレは卑怯。そして挿絵が卑怯。くそ、やられた。二巻買ってくる。
Posted by ブクログ
入間人間節が凄い。
著者の本はみーまーを中学時代に読んだ以来なのだが、やはり思考が右往左往して蛇行に蛇行を重ねつつもちゃんとした筋道を描く様が凄まじい。
不可解に見えるがちゃんとキャラクターの心の内では一貫性があるのも入間人間という感じだ。
叔母の家に居候する事になった主人公は布団簀巻き自称宇宙人エリオの過去を知り、地球人として対等なコミュニケーションを試みる。
という話なのだが、入間人間は物語の枠外で物騒なことをしがちなので、エリオの記憶喪失の半年で何がしかが起こっていることが示唆されている。
次巻も楽しみだ。