あらすじ
「全く見た事のないものと出会う時、人間は人間ではいられない。」 人類の宿敵であるテラフォーマーは既に…地球にいた!! 火星よりも豊かな海と大地を得たヤツらが、ついに動きだす! 一方火星では、九頭龍に囚われた燈が、その心まで砕かれようとしていた。最悪の事態の先に待つのは、深き絶望か、それとも…!? 心揺さぶる、感涙の第14巻!!
...続きを読む
ガサッ。
ガサガサガサガサ。
その音を聞く者は戦慄し、姿を見た者は失神する。
異常な生命力と繁殖力を持ち、「ゴ」から始まって「リ」で終わる
ほとんどの人間にとって忌まわしい存在 “G” ――。もう、なんのことかお分かりですね。
今作においてヤツらの力は、実物の300倍(体感)。
しかも火星に住み、素早さ、しぶとさはそのままで筋骨隆々の人型に異常進化。
さらには人間を物理的に殴り殺せるのだからタチが悪すぎます!
西暦2599年、主人公の小吉たちは「地球化計画(テラフォーミング)」のために火星へ。
「バグズ手術」で得た虫の力を使い、超人的な身体能力を獲得した人間たちによる、
命がけのG退治が始まります。
一巻を読めば切に願うはずです。「人類よ……本気で……勝ってくれ……!」と。
三池崇史監督、伊藤英明さん主演で(まさかの)実写映画もされた話題作。
人間対Gとの死闘はもちろん、各国の個性豊かなメンバーが繰り広げる心理戦も見ものです。
宇宙一壮大な害虫駆除戦争を、ぜひ見届けてください!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
火星脱出まであと少し。海に到達さえすれば、救助艇が来ている(はず)。なんだかんだと目的が一致したアネックス1号の生き残りの面々。現場には現場でオエライサンたちに言いたいことがあるんですよ。なんでもかんでもいうことなんて聞いちゃあいられない、ってもんです。
専用武器は変身薬としても使えるものがある、って今更ずるくない?後出しじゃんけんな気がするなぁ。
Posted by ブクログ
地球の人間たちが知らない間に、「G」たちの侵食は始まっていたッ!
火星に地球…
どちらの戦いも気になる。
揃った幹部の顔ぶれは、見るからに頼もしい!
Posted by ブクログ
14巻なので基本構造は割愛。
個々の戦闘は非常にワクワクするのだが、火星で国ごとの思惑により人間同士が闘う展開は、正直まったく面白く感じていなかったので、次巻からの展開にわくわく。
ここからの展開を面白くするために、人間同士の戦いがあったと解釈も出来るぐらいな印象。
火星での闘いや、地球での闘い。
『敵』をゴキブリに絞って、虫対人間。
ゴキブリ経験者の対応と、駆除。
すべてが、ここから面白くなるための伏線と解釈して次巻に臨む。
そしてカバーの下の画がセクシーで素敵なのを見つけて嬉しかった。