【感想・ネタバレ】ザ・ゴール2のレビュー

あらすじ

前著『ザ・ゴール』で、工場閉鎖の危機を見事に救ったアレックス。それから10年が経ち、ユニコ社多角事業グループ担当副社長として手腕を振っていた。そんな彼をグループ会社の売却問題、家庭の問題など次々と難題が襲う……。ジョナに授けられた問題可決手法で、再び危機を乗り越えることはできるのか?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

UDEと現状問題構造ツリー、「従業員が自分の仕事に満足していなかったり、自分の会社を誇りに思うことができなければ、会社が損失を出すのは時間の問題」、利益確保と従業員満足と市場満足

0
2022年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ザ・ゴールを読んだ後、続編が読んでみたくなり購入しました。
ザ・ゴールと比較すると、ストーリーや解説されているコンセプトに対する大きな驚きや面白みを感じなかったが、
解説に記載されている下記の内容でかなり腹落ちした。
- ザ・ゴール1は供給・生産のボトルネック解消(需要が供給を上回っている時に用いる
- ザ・ゴール2は市場のボトルネックの会場(市場が成長していない時に用いる)
また、博士が2を続編として書いた背景がとても参考になった。

UDE(望ましくない状態や問題)を書き出して、関連付け、
根本となるキーの原因・問題を見つけ、アプローチを検討し、その結果新たに起こるネガティブへの対策も検討していく、というようなプロセスをツールを用いて行うことが紹介されており、日々の業務にも活かせる点があると感じた。

もっともこの本を読んで良かったと感じた部分として、企業の目的の3つとして提示されていた3点はとてもしっくりきた。
- 現在から将来にわたって、お金を儲ける(会社の所有者の視点)
- 現在から将来にわたって、従業員に対して安心で満足できる環境を与える(労働者の視点)
- 現在から将来にわたって、市場を満足させる(市場の視点)
トレードオフではなくお互いが補完し合う関係ということは、ぶれない視点として持ち続けたいと感じた。

0
2025年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作から10年、工場長にすぎなかった主人公のアレックスは、グループ会社の副社長へと出世していた。
ところが世界的な不況のあおりを受けて業績不振に陥った会社は、アレックスが担当する多角事業部門を切り離し、売却するという。
今のままでは売却に伴って大量の人員整理を余儀なくされてしまう。

「企業の目的は、現在から将来にわたって、お金を儲けることだ」
その必要条件の一つは「現在から将来にわたって、従業員に対して安心で満足できる環境を与える」ことであり(高い生産性を保つのに必要)、「現在から将来にわたって、市場を満足させる」こと。
そのためにはどうしたらいいのか。

結局、状況はそれぞれ違うわけだし、刻々と変化もするしで、正解というのはないのだと思う。
常にこれが最適であるのかを検証し続けるしかない。
ただし、検証するためにはこれが最適であると導き出せるような思考のプロセスがあるのだという話。

私は経営者ではないので、理解しようというよりも小説として面白いかどうかで判断します。
というわけで、前作の方が面白かったなあ。
アレックスの処遇については、割と簡単に想像がつきました。
家族の問題というのも、前作のように家庭崩壊の危機というわけではなかったし、全体にスケールが小さくなったような気がしました。

0
2019年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作の「ザ・ゴール」が面白かったので続けて読んだ。


前作で大成功を収めたアレックスは、ユニコ社の副社長となり手腕を握っていた。
かつての彼の部下たちも、グループ会社の社長となり活躍していたが、
なかなか利益が出せず、売却される危機に。


短期間で眼を見張る利益を出すのは難しい。

それなら、いかに今後利益に繋がるビジネスをしているのかを示す必要がある。


こちらは前作と違って、物流ロジックの話ではなく、
どちらかというと、問題と見通しを明らかにして説得する話だった。




問題のコンフリクトを明らかにする「雲」や、「現状問題構造ツリー」といった手法を用い、
アレックスのかつての部下であった、ピート、ボブ、ステーシーは、それぞれの会社でおこっている問題を分析し、画期的なビジネス手法を編み出した。

解決手法の中では、問題とは大抵の場合「結果(UDE)」であり、それ自体は原因では無い。根本原因はもっと深いところにあり、それを潰さなければいけない。
という観点が新しかった。


ステーシーの会社は、最後まで苦戦をしており、「会社は何も投資してくれなかったのに、必要なくなったら切り離そうとする」と悲観的になるステーシーのシーンに少し共感をした。
しかし実は、追加投資をせずとも利益を出すことは可能であることがわかり、最後には、ステーシーたちもポジティブな方向へ舵をきることとなる。



今回も、アレックスの仕事仲間だけでなく、家族が登場する。

妻のジュリーは、結婚コンサルタントとして、日々ジョナの手法を活用し、アレックスの良き相談相手として、アレックスに的確なアドバイスをするようになる。

娘シャロンのボーイフレンドとの問題や、息子デイブの友人との自動車共同購入についての潜在的な問題など、子供達の問題とアレックスが真摯に向き合うシーンも印象的だった。


前作の「ザ・ゴール」よりは、「説得」という、汎用性と抽象度があがる手法で、衝撃は少なかったが、前作と変わらず読みやすいストーリーだった。

0
2019年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ていうかなぜ小説なんだろう。もっと図とかないと分からんやろうと。コミック版も出るらしいので、出たら読んでみよ。

If Then分析とかはSo What分析の方が洗練されて質が高いと思うし、生産工程を扱って具体的な前作に比較するとけど、今回は抽象的なのでむむむというところ。いくつか良い所もあった。新製品を出すことや機能を追加することだけが価値向上ではないんだな、ということ。
・同じ製品でも、異なるマーケット分間に異なる価値観が存在する。一方のマーケット分野における価格変化が、他方のマーケット分野における価格変化を誘導しない場合、2つのマーケット分野は互いにセグメンテーションされている。
・価値にはポジティブ面を上げる(心地よさとか使いやすさとか)とネガティブ面を下げつ(本来支払うべきコストが減るとか)があり、時間や予算がないときは後者の方が早く結果が出る
・常に客にとってどういうメリットがあるかの視点で考える

0
2016年03月06日

シリーズ作品レビュー

「ビジネス・経済」ランキング