【感想・ネタバレ】ドラッカー名言集経営の哲学のレビュー

あらすじ

激変する経営環境のなかで、経営者とマネジャーが身につけるべき不変の原則は何か。事業の定義、戦略計画、コア・コンピタンス、マーケティング、人のマネジメント、目標管理、社会的責任など、マネジメントの要諦を精選する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラッカーの著書から名言のエッセンスを集めています。印象に残る素晴らしい言葉が多く出てきますが、いずれも哲学に近い箴言のような深さを感じます。私たち(経営者、管理者、企業人、組織人・・・)がいつも心がけ省みる必要がある言葉ばかりではないでしょうか?「目標を達成した時は、お祝いをすべき時ではなく、事業の定義を見直すべき時」(未来への決断)、「重要なことは明日何をなすべきかではなく、不確実な明日のために、今日何をなすか」(マネジメント)、「顧客の全支出のうち自社が提供するカテゴリーの製品やサービスに使ってもらっている割合が重要」(明日を支配するもの)、「市場を支配すると惰眠を貪る。自己満足によって失敗する。革新に対する抵抗が出てくる。適応が危険なまでに難しくなる」(マネジメント)、「利益は企業の目的ではなく、条件である。意思決定の理由や原因や根拠ではなく、妥当性の尺度である」(現代の経営)、「知識労働者の動機づけはボランティアと同じである。報酬を手にしないがゆえに、仕事から満足を得る」(明日を支配するもの)等等つい先立って日経「私の履歴書」に連載されていた著者の人生の深みが一つ一つの短い言葉に表れていると感じます。

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2013年08月21日

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