あらすじ
不安な時、ひとはどうして、何気ない出来事でも嫌な方向に深読みしてしまうのか?優奈のおなかの子の父親が梢六であること。その梢六が、実は御曹司の血筋であること。一弥が必死で隠してきた事実を、ついに師匠が知ることに!師匠の娘婿になる道を断たれたことは、歌舞伎役者・澤山一弥としての命を絶たれたにも等しい。絶望の淵で、恭之助にも見捨てられたと感じた一弥は、最悪の決断を・・・!衝撃と感動の意第14巻!
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Posted by ブクログ
『色恋沙汰も芸の肥やし』とは言いますが…。自殺騒ぎのうえ、障害が残るかもなんてシャレになりませんね。いやいやでも、様々な試練を乗り越え、その人生経験一切合切を最高の舞台へと昇華させるのでしょう。一弥ばかり辛い目に合ってる気がしますが、父親の死は恭之助を覚醒させるんでしょうか?
Posted by ブクログ
今回、単行本の表紙が今までと感じが違っていて驚いた。
なんて、綺麗でさみし気な一弥なんでしょう。
13巻の終りが怖い終わり方だっただけに
どうなったのかと思ったけど。
まさか、ここまで本当に追い詰められて、まさか一弥がそんなことを・・・と泣きやした。
そんな絶望している一弥とは裏腹に、まさか あやめと恭之助はなんやかんやと進展していてこれまたビックリ。
なんだけど、一弥に関してはもう良くない方向へ一直線なのかと思いきや、想像と違う方向へいき、なんだか事がいい方向に向かっているようでよかった。
でも、お嬢や梢六は罰があたったって感じかな。
激動の14巻でしたけど、一弥の未来はキラキラでいられるのか?
恭之助とまた一緒に舞台に立てるのか?
15巻へ続きます。
Posted by ブクログ
ついに子どもの父親でないことが周りに発覚してしまった一弥。歌舞伎役者として中心に行くためにいろんな事を犠牲にして積み上げたものが崩れて絶望したのはわかるけど、その選択はないよ…。あの展開は好きじゃない。恭之助もあやめも、無事を喜ぶだけじゃなくて、もっと言うことがあるだろう。陽と陰の関係の恭之助と一弥が面白かったのだけど、ちょっとそのバランスが崩れてきた?あまり一弥を落としすぎると後味が悪くなってしまいそう。
轟屋
の旦那様がいい方で良かった。
もちろん恭之助のお父上も。
ただイチヤがここまで追い込まれてそれなのにすごくハッピーになっていることが違和感もある。
表紙はイチヤだろうか、物憂げ。
Posted by ブクログ
一弥が前巻であそこまでヒールになってしまったから引きもどすためには自殺未遂という究極の策を使うしかなかったのかとも思うけれど、やはり少女漫画という範疇においては安易にその手段を取るのは適当ではないように思う。