あらすじ
一弥と仲違いしたまま、恵太郎とコンビで舞台に立つことになった恭之助。
二人の好演に、一弥は恭之助を遠く感じ、打ちのめされる。
そして月日が流れ――、
恭之助と一弥が疎遠になって一年ほど経った。
ついに澤山家の王道である『琳史郎』の襲名を約束された一弥。
喜びもつかの間、優奈の妊娠が発覚!自分に身に覚えのない一弥は…!?
一弥の命運を握る最大のスキャンダル勃発!
まばたき禁止の第12巻!!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
歌舞伎のお話が今回はドロドロな昼ドラの展開になってます。
澤山家の娘婿という肩書きが欲しいだけで優奈との結婚を決め、その後は優奈をほったらかしだった一弥でしたが、優奈の裏切りでまさかの他人の子の妊娠発覚。自分の子でないと分かってはいるけど、肩書き欲しさで優奈との結婚はそのまま。
優奈は一弥の気持ちが自分にないと知りながら、自分に優しくしてくれる田辺と関係を続けちゃう。ずるい女だけど、なんか嫌いにはなれないなぁ。なんとなく田辺に好意を持ってきてるし。
最後はまさかのどんでんがえし。
孫に伝えなきゃっておばあちゃんが一弥めがけて走って行ったから、てっきり一弥が樹藤の血をひいているんだと思っていたら、田辺の方でしたか。同じ「樹」なのに、最後で樹生って、思わせぶり過ぎます。
それにしても一弥の懸念通り、血を重んじる歌舞伎の世界だし、優奈の気持ちも田辺に傾いてきている今、彼女が子供の親が田辺と言えば、絶対に一弥の立場は田辺に乗っ取られちゃいますよね。
これは秘密にしたいところだけど、田辺の友人の口は閉じることができないように思います。まさか口封じまではしないと思うのだけど、切羽詰まった一弥だとやりそうな感じもしたりして。。。
ずっと
含みを持たせていたおばあちゃんの秘密。
そしてお嬢さんの妊娠。
ドロドロした展開になってきましたなあ。
平和な恭之助が恨めしい。