あらすじ
恭之助との共演により、一弥は歌舞伎の道を極めようと決意を固める。「僕は立場も実力も 恭之助さんに並んでみせる」それは、すなわち優奈と結婚して、澤山家の婿養子になるということだった。
一方、不用意な言葉であやめを怒らせてしまった恭之助の元に、女形の話が舞い込んでくる。女心を学ぶべく不慣れな女形に挑戦することになったが、なかなか上手くできない上に、共演者たちはまったく意欲なし!次の舞台に焦りを感じ始める恭之助に救いの手を差し出したのは-!?
恭之助と一弥。
光と影、それぞれの道を邁進する二人の明暗差が深くなる…!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
一弥は恭之助と同じ立場にあがるため、優奈の後ろに男がいると分かっていながら、優奈との結婚を決め、優奈を抱く。黒い一弥になってます。そんなに御曹司とその他一般ってのが違うってのが、歌舞伎の世界なんでしょうけど、ちょっと切なかったです。
恭之助が女形役をすることになり、うまく役がつかめない中、一弥のアドバイスでちょっとずつよくなってきたのはいいとして、芝居は次巻に持ち越しなのは、ちょっと残念。
覚悟を
決めたイチヤ。
自分の本心を曝け出したあやめ。
それによっておみつを理解した恭之助。
お嬢さんとのことはあまり嬉しくないけど、恭之助が成長していってるのが何よりの救い。