あらすじ
【ページ数が多いビッグボリューム版!】地区予選で14人以上の選手を使って問題になった青葉学院との、再戦に臨む墨谷二中。事実上の決勝戦となるこの試合は、キャプテン・谷口の最後の試合でもあった。気力で粘る墨谷ナイン。だが谷口に思わぬ事故が…!?
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「人の上に立つということ」「組織を率いるということ」を学ぶことのできる、❝リーダーシップの教科書❞のような作品です。泥臭くてもいい、格好悪くてもいい。決して諦めることなく愚直に努力する谷口の姿に心打たれます。弱小中学野球部の名もなき少年たちの「がんばり」が最高に熱いです。
誤解から生じたチームメイトの期待に応えたいと奮闘する谷口と、自作のマシンで息子の力になろうと一生懸命な父親にも目頭が熱くなります。引き継がれていくキャプテンという肩書とともに、主人公が変わっていくシステムが非常に画期的で読者を飽きさせません。
何度も読み返したいと思える、心に響く作品が一つ増えました。
感情タグBEST3
匿名
対青葉戦、最後に谷口が打ってイガラシがホームでセーフになっての勝利、やはりキャプテンはこの二人あっての作品です。
Posted by ブクログ
谷口キャプテン篇ラスト。しかし地方大会決勝戦の再試合が全国大会の決勝戦に匹敵するというのは実際問題どんなんだ?まあ、青葉が優勝してるからってのは分からないでもないけれど、それにしたってねえ。終盤でキャプテンは丸井に引き継がれる。良くも悪くも中学生らしい丸井さんが四人のキャプテンの中では一番好きだったりする。
キャプテンが代替わりしますね
再戦の結果ではちゃんと逆転サヨナラ勝ちしますので、もうこの辺は昔の王道野球まんがですよね。
谷口君のその後、確かに読みたくもなるのも分かりますね。それもあって「プレイボール」が描かれることになったのでしょうし。
ちばあきお氏、双極性障害で自死しなければ、と思う部分は当然ありますが、こればかりは如何ともし難く……改めてご冥福をお祈りします。