あらすじ
フィンラード王国の若き侯爵ユリシスは、
冷酷にも見える美貌の持ち主。
そんな彼の悩みは妹のイザベラだ。
彼女は性格が悪く、婚約中の第一王子と不仲らしい。
しかも「イザベラは悪役令嬢となり、ユリシスをも巻き込んで破滅する」という予言を、
ユリシスは側近のイザークから聞く。
「悪役令嬢とは？」と思いつつ、
運命を変えるため動き始めるユリシス。
一方、彼に忍び寄る謎の男が……。
奇想天外「悪役令嬢の兄」ファンタジー！
感情タグBEST3
すごく面白かったです。
よくあるネット小説のテーマというかそういうタイトルだったので読む前は不安だったんですけど、期待を込めて作者買いしましたが正解でした。
黒竜についてはもっと話を膨らませて欲しかったなとも思いましたが、続きもあったらいいなと
期待しておくことにします！
ひきこまれました！
ひきこまれました！ぐいぐい引き込まれて頁をめくる手が止まりませんでした！（電子だけど！）
己の美貌に無頓着な、見た目冷徹、中身熱々なスペックばり高公爵閣下が滅法かっこよくて、側近イザークとともに語り合いたいです！アンジェリカ様羨ましいです！そして激しく続編希望です！！
匿名
さすが！
めちゃくちゃ面白かったです！
一気読みでした
ユリシスがとにかく男前で、イザークの気持ちが激しくよく分かる！共感しかないです
…が！
続きが読みたいです！
ユリシスの男前をもっと見たいです！
面白かったー！
悪役令嬢モノを夜光花先生が書くとこうなるんだ…！となりながら、一気に読み終えてしまいました。
しっかりした世界観を作られてるから読みやすかったし、主人公のユリシスが格好いいのでときめきました。
綺麗に終わってますが、続編が出てもいい仕上がり。待っています。
ありきたりだけど新鮮
ファンタジーがお上手だと思ってましたが、悪役令嬢転生ものまでお上手とは！
個人的にアンジェリカ様が好きなので次巻はもっと登場シーンが多いと良いなと思いつつ、責任重大なお立場になられたユリシス様がどう活躍していくのか楽しみです。
主人公の周りは基本的良い人
悪役は聖女のマリアにしぼり、あとは概ね良い人でキャラが構成されています。
悪役がだいぶ悪いので、それで良いのでしょうね。
妹は悪役令嬢でしたが性格が矯正されて淑女になりました。
悪役が一人なので読んでいて不快感はなかったです。
ゲームストーリーを辿るかと思いきや、まったく違ったものになり、今後の展開が楽しみになるようにつくられていると思います。
さすがです。
作者様とタイトルに惹かれて購入しましたが、さすが作者様｡異世界転生者も攻略対象者も悪役令嬢もいるのにキャラもストーリーの進め方も一味違う！
悪役令嬢や聖女が主人公あるあるがてんこ盛りでとても愉しめました。イザベラさんの変化とか、イザベラさんの身内視点で物語が進むところとか、他の作品を彷彿とさせなくも無かったですが、それ以上に筆致が読みやすく、あっという間でした。
匿名
兄の憂鬱
表紙のイラストに惹かれ購入。結果的に、大変満足した読後感でした。悪役令嬢が主役の話は数あれど、その兄が主役という着想が面白かった。前世の記憶がある側近から告げられる未来。バッドエンドを回避するべく兄は動く。しかし、美貌の持ち主なのに全く気にすることなく人付き合いもうまくない。婚約者の力を借りて妹の更正に奔走する。この兄がとても魅力的でしたね。作家さんがBL作家ということで、魔族の青年ジハールもとても色気がありゾクッとしました。続が読みたいです。
Posted by ブクログ
乙女ゲー悪役令嬢転生モノなんだけど、正統派ファンタジー寄り。
主人公は悪役令嬢の兄。早くに両親を亡くし若き公爵として残された家族である妹を守るため必死に立ち回っていたつもりでいたが、ある日信頼している側近からこのままだと妹は悪役令嬢として処刑され公爵は王家に反逆する破滅の道に進んでしまうと進言される。始めは真剣に取り合わないものの、次第に予言者として耳を傾け……という話。
魔法などがある世界だが、チート級の技で一発逆転するのではなく、少しのヒントを基に貴族としての矜持を持った振る舞いで状況を好転させていくのが凛として格好良い。
男女間の恋愛よりも男同士の人間模様の方が趣きがあって良いので、腐もいける人だとなお楽しめるかも。
悪役令嬢の兄を主人公にって、どんな話なの。
と思って、購入したら、すごく面白かったです。
試し読みから、続きが読みたくて、購入して、一気に読んでしまいました。
Posted by ブクログ
乙女ゲー世界への転生もの。ただ、いつもは転生した人が主人公だけど、今回は転生先の所謂、攻略対象者の1人が主人公。
妹が悪役令嬢で、主人公ユリシスの側近イザークが転生者で色々助言をもらう感じ。
普通の文芸として出版されてますが、ラノベに近い。
（最近のラノベは大分子供っぽいですが…ひと昔前だったらこういったのもラノベで出版されてそう。）
面白かったです。
悪役令嬢のイザベラが更生して本当にいい子になる。
イザベラも可哀そうな子なんだなと思いました。
元凶は叔母様なんですが、そうなると叔母様もそういう教育をされてきた可能性があるわけで…。
一概に誰かを責められるものではないなーと思いました。
この世界（乙女げー）の主人公のマリアちゃんも転生者で、主人公（マリア）が悪役化するパターンでした。
ユリウスには異常者にしか見えなかったみたいで本気で引いてて面白かったです。
逆ハーエンドを淫らな目的って言ってて、そうだね…なんかごめんとスンとしました。
過去にユリシスに命を救ってもらった恩があるジハールという魔族の青年も出て来るのですが、魔族は同性婚OKですって囁いて去っていくというBL展開もちょっとある。
続編もあるので、そっちも読もうと思います。
そう来ましたか！
転生者が悪役令嬢や、その兄ではないところにひねりを感じました。そして、まさかのBLの匂わせまであってびっくり。
そういえば、この作者様の全くラブラブじゃないBLを読んだことあったという事に読後に気がついた。
ありがちな展開なのに、視点をちょっと変えるとこんな感じになるのねという驚き。
Posted by ブクログ
転生した側近が仕える公爵であり、悪役令嬢の兄であるユリシス目線という変わった構成。
あまり悪役令嬢ジャンル？は詳しくないので新鮮に読めた。ファンタジー特有の世界観もさらっとしてるので読みやすい。妹ちゃんが周りの人に愛され、性悪から立派なレディになる過程が読みごこち良い。
兄は婚約者がいるし非BLだけれども、もしかするとこれからBLになる…のか？でもアンジェリカ、お兄ちゃんと相性よさげなのでどうしよう…(？)２巻がもうすぐ発売なのでこのタイミングで読めて良かった
Posted by ブクログ
色々詰め込んでるので、ラストあたりを読みながら完結するかハラハラしました。
魔族の青年ジハールが最後に夜光節を決めてくれて笑いました。
転生者イザークはあくまで側近でした～。
ここで終わりは消化不良！
主人公が悪役令嬢の兄弟姉妹や親というのは実は結構あるパターンなのですが、本人が転生者ではないところが珍しい。
そして、何故かこういうお話に出てくる《ヒロイン》はピンク髪のヒドインなんですよね。何故だ？
実際の乙女ゲーでピンク髪のヒロインとか一作くらいしか見たことないんだけど（身分も王女と高位だったし）。
最後、綺麗な終わり方たったけど、お話としては「こんなところで終わりなの!?」
いやいや、どちらかのカップルの結婚まではあって欲しかったですよ。
消化不良感がすごい。
続きあるよね！！
楽しく読ませていただきましたが…ここで終わり？まだ続くよね！！！
悪役令嬢物の兄。一体この作家さんはどう書くの？って楽しみに読ませてもらいましたがあとがきとか終わるとか何もなくて不安です。続くよね！次巻に期待しております。
Posted by ブクログ
悪役令嬢物と転生物に龍の子を助けた恩返し物に、いろんなパターンの恋模様。ごちゃごちゃしてるけれどユリシス公爵がどこか抜けてるイケメンで良い感じ。
匿名
終始兄が活躍する。
文武両道有能な兄公爵が主人公
兄の多忙と人の機微を理解出来ない対人面のポンコツさ故に
性悪な叔母に教育を任せていたことから
立派な悪役令嬢に育ちつつあった妹を
転生者である部下からの助言で軌道修正していくお話。
王子と令嬢が恥じらいあったり
少しばかりBLっぽい赤面シーンはあるものの
恋愛ものではなく
妹のために頑張る兄の奮戦記。
酷薄な破滅や、晒しものになるような無様は無いですが
ちょっと意外な決着点でした。
Posted by ブクログ
主人公は悪役令嬢の兄で、自分がゲームの世界の登場人物とは知らない状態。
使用人の男性が前世の記憶ありのため、助言していくという今までとは少し
違った視点で物語は進む。
設定とかがわかるこちらとしてはもどかしい気持ちがわかるけれど
実際に生きている人間からすると、この人何言ってんの、こわい、となるよね。
それでも使用人の言葉を信じる主人公の素直さ、実直さが良い。
妹も徐々に歪む前の姿に戻っていく兄妹愛を感じる流れが良かった。
いわゆる悪役令嬢の救済の流れになっていくものの、聖女さまが歪んでいくのが
怖いというか。愛されたい願望が強すぎたのか。
前世の記憶がなければ、それなりに幸せに生きていけたのかもしれない。
知っていることが裏目に出ることもあるのかな。
期待外れでした
作者様買いだったのですが、正直、ちょっと期待外れでした。
悪役令嬢の兄が主人公の作品もラノベ中心に多いので何作か読んでいますが、この作者様ならもっと面白くできたはず。
全体にピンぼけというか、どこに物語の焦点があるのか分からなくてメリハリに欠ける印象で非常に残念です。
シリーズ作品レビュー
