【感想・ネタバレ】ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~のレビュー

あらすじ

珍しい古書に関係する、特別な相談 ── 謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その古い家には驚くべきものが待っていた。 稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。 金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、迷宮のように深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが ──。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最初からずっと騙されていたとは。
入れ替わりを徹底的にした来城さん姉妹も凄いけど、ちょっとした違和感で入れ替わりに気付いた栞子さんも凄い。

井上さんが篠川母娘をあれだけ警戒していた理由がなかなか酷い。井上さん、無事と言い切っていいか分からんがよく無事だったな。

文香ちゃんが淡々と母親に会いたいけど必要では無いと言うのが、それだけ不干渉の期間が長かったんだなと思わせる。
居て欲しい時に居なかった寂しさと悲しさはとうの昔に過ぎ去ってしまったんだろうな。

智恵子さん、家の事を気にしてはいたんですね。
家族を置いて追い掛けている本はどれほどのものなのだろうか。

まさか志田さんと智恵子さんが知り合いだったとは。
正直来城さんの入れ替わりより驚いた。

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2025年05月15日

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ネタバレ

気楽に読めるライトミステリ第4弾。気軽とは言え本とミステリを本当に上手く落とし込んでいるなあと思った。今回のテーマは江戸川乱歩。私も何冊か読んだことがあったのでどちらかというと栞子さん側に立てたのが楽しかった。とうとう姉妹と大輔の前に姿を現した母親。かなりドライそうに見えるけれども、何となく本人的には愛情をそれなりに込めているんじゃないかなあって気がした。子供をほっとくのは、やっぱり悪いことに変わりはないんだけど。

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2025年02月13日

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ネタバレ

大輔くん、栞子さんとデートできて、良かったですね。告白した結果は、次の巻で明らかになるのかな。
幻の第1稿よりも大輔とのデートを選択した栞子さんですから、きっと答えはイエスだと期待したい。
一郎くんと直美さんがどうなったのかも気になる。
栞子さんとお母さんとの対決、第1回戦は、栞子さんが勝った感じですが、これからもどこかでお母さんと対決するのでしょうか。
4巻も楽しく読めました。

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2024年01月24日

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ネタバレ

今回は1冊を通して1つの題材に対してずっと書いてる形式でした。題材が江戸川乱歩だったのもあって、あと登場人物が少しずつ増えて来ているので、思い出しつつ読み進めたからか、いつもより難しく感じました( ˊᵕˋ ;)一気に読んでればすぐ思い出すけど、他のも読みつつなので…。
でも、お母さんとも直接対決?も出来たし、栞子さんと大輔くんの仲も最後に急に近づいて、まだ4巻なのに意外にストーリーが進んだ感じがしたかな?
あとは文香ちゃん、大人だなぁと思ったのと、エピローグの内容も予想してなかったから少し驚きました。

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2024年09月18日

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ネタバレ

感想
妹からクラクラ日記を手に入れた栞子と、突然現れた母親。大輔から栞子にデートして欲しいとの申し出。サイドストーリーの方が気になる。本筋かもしれないが。

問題の解決と共に、母親のことなどで新情報があり、進展があった。キャラクターの人間関係やその人となりが少しずつ明らかになる点も気になる点である。

あらすじ
昔の常連客だった人から、相談事があると屋敷に呼び出された。そこには依頼人の来城を託っていた鹿山という男性が集めた江戸川乱歩のコレクションが集まっていた。来城は金庫の中にある貴重なコレクションを見たいといって、栞子に金庫を開けるように依頼する。

金庫を開けるにあたって先代の鹿山明を知るために、鹿山の息子や娘、ヒトリ書房の井上、栞子の母親など色々な人を巻き込んで何とか鍵と暗号を見つけ出し、金庫を開ける。最後に来城の本当の狙いを知ることに。

エピローグでは栞子の母親に情報を流していた人物と母親が古書を追い求めて家を出たことが志田から明かされる。

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2024年05月06日

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ネタバレ

今回は江戸川乱歩。物語の中心になると思われるが結構あっさり登場してきてビックリした。もう少し引っ張るのかと思ったけど。やはり最初のようなインパクトは無くなってきてしまってる感じ。面白いのは面白いですが・・・。五浦のキャラクターもドラマとかなり違っていて・・・。ドラマは毎週やってるけど原作はそんなに読まないこともあって原作に違和感を覚えてしまう。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 第4巻では江戸川乱歩にまつわる話が展開される。大正時代末期、推理小説は探偵小説と呼ばれており、当時はメジャーなジャンルではなかった。また江戸川乱歩は作家になる以前、転職を繰り返しており、短期間ではあるが古書店を経営したことがある。作品に関しては、初期のものは細部のところに粗があって、江戸川乱歩は物語を作るのは苦手であったという。

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2024年11月03日

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