あらすじ
大反響!宇宙人×保険調査の新SFドラマ!
宇宙人専門の保険会社「COSMOS」に入り、
天才技師・馬喰アガリや先輩・砂噛との仕事を通して
地球外生命体への学びを重ねる水森だったが…
ある日、穂村と共に
SSランクの乳児誘拐事件にあたる事になり―――
“クール×情”の心震わす、新SFドラマ…第2巻!!
感情タグBEST3
SF人情物
保険調査員 という全くSFと関わりのないような商売と、SF色満開の外星人取締(?)をミックスさせている というストーリー設定に感服した。絵柄もまずまずきれいで大変に読みやすいし、グロテスクなシーンもさらりと描いてある。母と娘の愛情を描いた話は特に良かった。
Posted by ブクログ
面白い!世界観とキャラ設定が絶妙
暑苦しくない少年マンガ
ひねくれた主人公が納得するストーリー展開なので、ひねくれた大人が見ても素直に楽しめた
2巻ますます良い!
1巻で「はぐれ刑事純情派」を思い出した印象は、自分としては当たっていたな。
地球人も宇宙人もみーんな一生懸命生きてるんだよなぁ。どうにかなることと何もならないことの中で。
水森くんとCOSMOSのみんなを応援したくなりますね
宇宙人専門の保険会社「COSMOS」で仕事をこなしていく水森がかっこよくて、SSランクの乳児誘拐事件にあたり子供と宇宙人の母の絆が感じられたところに感動しました。
匿名
公共の場では読まないほうがいい
新幹線の中で泣きました。
聞いてないよ、こんな泣ける話だなんて。
でも、思い返せば1巻から泣きそうではあった。
電車じゃなかったのは不幸中の幸いだったけど、次からは公共の場では読まないことにする。
ハンカチ必須
「デルとほしのにわ」回は涙なしには読めません。
ハンカチ用意して読んでくださいませ。
絵本を読んでくれる母親の後ろ姿→なつが一人で絵本をよむ現在の後ろ姿がリンクしてて、親子の絆はつながってると思った。
八添が残した記憶、いつかなつに見せてあげたい。
なつちゃん〜!!
切なすぎる。そして面白すぎる。主人公の「嘘を見破る能力」がしっかりストーリーに生きてて、色んな使い方、見せ方をしてくれる。ゲスの嘘を看破してカッコイイシーンもあれば、少女の精一杯の嘘にハッとさせられて切ない気持ちになったり、主人公の能力が字面だけではなかなか伝わりづらい心情描写を可能にしてる。
おもしろかったです。なっちゃん・・・この話しっかり残ります。せつない、嬉しい、悲しい色々で、速攻、読み返しました。嘘がわかるからよりわからなくても、もしかしてって思わせてくれたので、またよかったです。
作者のセンスに脱帽
田村先生の少年ジャンプで描かれた作品たちはどれもバトルやギャグがキレキレで少年漫画然としていました。
その印象がガラリと変わる、そんなCOSMOS第2集でした。テーマ自体は真新しいほどのものではないのですが、アイナちゃんの話は心を動かさずにはいられませんでした。
またハロウィンコスプレ回の話の締め方もなかなかにオシャレな感じで良かったです。
2集目でこの満足度。次集への期待は高まるばかりです。
Posted by ブクログ
2巻も面白かった。主人公の水森が人の嘘を見抜く特殊能力を持っていることを毎回忘れてて(もしかして印象操作デバイス使ってる?www)、クライマックスのここぞという場面で「ふっ…」とその能力を出してきてストーリーのダメ押しをしたり、説得力爆上がりさせたり、あるいは結末を逆の印象にしたりするので毎度驚かされる。
ドライな保険業という職種ながら非常に人情味溢れるストーリーでまだ田村隆平テンプレに回帰していないのも素晴らしい。
穂村課長や砂噛先輩の過去など気になる布石も散りばめられ今後の展開がますます気になってきた。
水森だけが持つこの能力も何かの伏線なんやろな……
Posted by ブクログ
宇宙人と保険会社という、現実と虚構のあわいを突く設定が新鮮。
嘘が「臭い」でわかるという主人公の能力を物語の結末で昇華させる構成が見事です。
SFでありながらも、テーマは人間の“誠実さ”や“共感”。
対立や戦闘よりも「言葉」「信頼」「仕事」といった日常のリアリティで魅せる、新しいタイプのエンタメ作品で社会寓話としての完成度が高い。