あらすじ
23歳の高坂あかりは、「ファミリーグリル・シリウス」の新入社員。厳しい研修を経て、いよいよ仕事が始まった。あかりは研修を受けた神保町店ではなく、駅ビルに入っている池袋店に配属。研修では「筋がいい」とほめられたものの、実際の仕事は思いがけないことの連続で、うまくこなせないし、配属先の違う同期と励まし合うものの焦りが募る。両親はともに仕事で海外におり、帰る実家もない。心も身体もすっかり疲れてしまったある日、店長のいつきに誘われ「キッチン常夜灯」に行くことに。シェフが作る美味しい料理に心をほぐされ、居心地のいい空間でおしゃべりを楽しむうち、自分の中にお客さん気分が残っていたことに気づき、気を引き締める。新入社員ならではの気づきを提案したり、自分から積極的にイベントに参加したり。脱落していく同期がいる中、あかりはいま目の前にある仕事に集中すると決め、仕事に向き合っていく。
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Posted by ブクログ
プロローグ
新しい季節の始まり 春野菜のテリーヌ/目覚めのステークアッシェ/私を満たすサーモンのパイ包み/満月のキッシュロレーヌ/季節をつないで 私たちのとっておき
エピローグ
ファミリーレストラン・シリウスの池袋店に配属された新入社員のあかり
ホールもキッチンも頑張る彼女に心配がつのる
頑張りすぎてない?完璧を求めすぎてない?
ひたすら頑張っていた新人時代を思い出す
周りを見る余裕がなかったなぁ
Posted by ブクログ
新入社員あるあるだからこそ、当時の自分と重ね合わせたりと感情移入しやすい。これから新入社員という方にも参考になる点はたくさんあると思います!
物事の捉え方って簡単だけど、すごく難しくて。
捉え方一つで人生は大きく変わってしまうものだと改めて気付かされた気がします。
楽しくもあり、心苦しくありながら読ませていただきました!
次回作も楽しみ^_^
Posted by ブクログ
シリウスに入社したあかりちゃんが主人公。早く仕事を覚えてお店に貢献したいあかりちゃんに感情移入してしまい、所々苦しかった。店長や先輩が休憩を取らず働いていて自分はきっちりと休憩時間をもらい、申し訳なくなる気持ちやどうして自分だけ休憩を与えられたのかと先輩との違いに悔しくなる気持ち、私もそのような気持ちを抱いて働いているため、同情してしまった。
「仕事での失敗は仕事で取り返す」という店長の教えに、希望を持った。あかりちゃんも頑張っているため、私も頑張ろうと思えた。
前回と同様、常夜灯のお料理はおいしそうで、堤さんやシェフのお心遣いも良い。
Posted by ブクログ
今回もとても心温まる素敵なお話でした。
新入社員のあかりちゃんのお話。
わたしも以前アルバイトだけどファミレスに勤めていたことあるから初出勤とかの気持ちがすごく共感できた!先輩たちは動けてすごいと感じるし、何もできない自分が惨めで、、ミスもするし。
でもあかりちゃんは先輩たちに恵まれているし、守ろう信じようとしてくれる先輩たち素晴らしいなって感じました。
わたしは今はその先輩たちの年代になっている。いつきさんの存在のようになりたいなってすごく思いました。今後の仕事のモチベーションが上がった!
若い子達からどんどん学んで一緒に成長していきたい。
Posted by ブクログ
読んでよかった。
「常夜灯」のシーンはどこをとっても美味しそうで私もそんなビストロ近くにあったらいいなぁと思いながら読み進めた。
美味しい食事。
楽しい時間。
誰かと分かち合う時間。
丁寧に描かれたメニューや食材、レシピ。
主人公の考え方に共感できないところもあったけど新入社員で前を向いてがんばっている様子は共感できなくても応援したくなった。
美味しいもの食べて元気になりたいなと素直に思った。美味しいお店見つけよう!
Posted by ブクログ
今回も良かった。本当にまっさらな新人になった気分で読むとヒヤヒヤするところもありつつ、5話目はどうなることかと思ったけど結果良かったし、こういう職場ってほんと良いなと思う。毎回書くけど自分にも「常夜灯」が欲しい。テレビドラマ化もしていずれして欲しい。
Posted by ブクログ
シリーズを追っていく内に、作中で登場するファミリーレストラン「シリウス」についてもどんどん詳しくなっていて、
更に今回、主人公の新入社員の目線でシリウスのキッチン設備や営業時のポジショニングなど、より詳細な内情が分かりやすく描かれているので、もはやシリウスで働けそうなくらい詳しくなっていっているのが嬉しさ反面なんか面白い。
主人公あかりちゃんが新入社員として働きはじめてからの数ヵ月間、仕事の大変さや責任の重さにビシバシ打ちのめされている姿がすごく生々しく、思わず自分の経験と繋がってより辛い気持ちになった。
一緒に働く人達と比べて自分の力量に絶望してしまったり、それが周りの目を気にしてしまう要因になってしまっている様子など、
あかりちゃんの痛々しいほど辛い心情が伝わってきて胸が締め付けられそうだった。
だからこそ、常夜灯のシェフや堤さん、同じ職場で働く先輩たち、それ以外にも様々な人達から励まされたり、見識を貰ったり、良い影響を受けたりして、
確実に一歩ずつ成長しているのが伝わってくるので、心あたたかく報われるような気持ちになれる。
特に千明ちゃんとファミレスで対話しているシーンで描かれる、あかねちゃんの仕事に対する強い気持ちが、これまでの経験と成長を表しているようで胸がアツくなった。
だけどやっぱりシリウスの形態はブラックだよなとは思う。
名前すらはじめて聞くような料理たちも、文章だけで味わいの豊かさが伝わってくるのがすごい。
中でもシェフの作るスープはどれも本当に美味しそうで、めちゃくちゃ食欲そそられた。
Posted by ブクログ
色んな本を読んで色んなキャラを好きになったけれども最近の小説内での推しはキッチン常夜灯のいつきちゃんだ。
前回はいつきちゃんが主役だったけど今回は新入社員のあかりちゃんがメイン。
なのにもう!いつきちゃんの言葉が沁みる滲みる…(ついでに早見さんも。)
人は転びながら己を育てていくものだと思ってるので今作もあかりちゃんを応援しながら涎を我慢しながら楽しく読めた。
でも千明ちゃんみたいな人…結構いるよねぇ…。
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シリーズ5作目、新入社員が主人公でこれまでより心当たりや共感する部分が多かった。周りとの連携ができなかったり1つのミスで責任を負いすぎたりする主人公を美味しい料理と優しさでそっと支えてくれるいつものお店が今回も大活躍でした。
Posted by ブクログ
シリーズ5作目。
今作は「シリウス」池袋店に配属をされた新入社員・高坂あかりが主人公。
新入社員ならではの不安や恐怖、また、想像以上の現場とのギャップ。出来なくて当たり前なのに出来ない自分に落ち込み、ちょっと思考が拗ねてしまう様子。そんな新社会人ならではの様子が主人公・あかりを主軸にとても良く描かれていました。
そんな彼女を池袋店の店長・鳥羽いつきや社員の早見などが温かくもしっかりとサポートしていく。もちろん、常夜灯の2人も。
前作と作品の主な舞台が同じ池袋店なので、スムーズに物語に入っていくことができました。
何よりも主人公・あかりの失敗して挫けそうになりながらも、周りの色んな人に励まされて沢山のことを吸収して挑戦する姿は、きらきらととても眩しかったです。
私にもまだまだ知らないことがたくさんある。こんなふうに柔軟に吸収してみたいと思いました。
Posted by ブクログ
大好きなシリーズの新刊やっと読めた〜!
新入社員の子がメインで進んでいく今回は、自分が新入社員だった頃のこと思い出しながら読めて苦しくなったり嬉しくなったりしました
サービス職に就いてたから、大型連休とかみんなが休みの時に働いててくそー!って思ったこと私も何回もある!!分かる!!なんて思ったり。
登場人物が増えてきていつの誰だっけってなることが多くなってきたからまた読み返そうかな
Posted by ブクログ
休日をどうにか充実させて自分を満足させようとするけれど、自己肯定感を充足させられないところとかとても重なった。私も自分の仕事に積極的に意味を見出して充実感を得たい。
Posted by ブクログ
やはりこのお話しは好き。
レストランで働く女性達のお仕事小説。
どんなに忙しくてもそれを楽しんでしまえ!
という心意気が清々しい。
そう思って頑張る人達もいれば
こんなブラック企業、皆んなで辞めよう!
と、言う人もいる。
色んな考え方の人がいるし、物事にはいい面、悪い面がある。それを乗り越える術を学んでいく新入社員にエールを送りたいです。
(Word)
連休中のお客さんが楽しく過ごせているのは、僕たちみたいに働いている人がいるからなんだよ。僕らが店を開けて、お客さんに家族団欒や友達と集まる場所を提供しているんだ。僕らがいるからゴールデンウィークは楽しいんだよ。そう考えると、この仕事って大切な仕事だと思わない?
Posted by ブクログ
美味しい料理と支えてくれる人たちがいて、強くなれる。
シリーズ5作目。
今回は新入社員の高坂あかりのお仕事奮闘記。
自分も新入社員だったことを思い出し、こそばゆい。
新入社員って自分もそうでしたが、自分の力と働いてる社員と同じ力だと過信してしまう。
例えばこの物語に出てくるアレルギー問題。
命に関わる危険があることを知らずして忙殺され周りに迷惑をかけてしまい、どんどん過信と現実のギャップに苛まれていく。
蔑ろにしてるわけじゃなく、忙殺された環境が頭の中でうまく考えきれないというか。
(業界違えど)幾度となく失敗した経験を持ってるので私も鳥羽店長の目線で物語を読んでいました。
でも…別に失敗して良いんです。それが糧となる。
同じことを繰り返さないし、応用力だって鍛えられるんだから。
過信と現実のギャップを埋めていくかのような『キッチン常夜灯』の美味しい料理と、堤さんと城崎シェフの温かいアドバイス。疲れた身体だけじゃなく心にまで染み込む温かさがあり、あかりのモチベーションが少しずつ高まっていったのかなと考えると、微笑ましかったです。
人は支えてくれる人がいるからこそ、強くなれる。
温かいアドバイスと美味しい料理とともに。
今回もごちそうさまでした!
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最新刊!ついに5巻目でさよ…。
今度はルーキー、新入社員の高石あかりが主人公。自分の新入社員時代を思い出して、思わず泣いた。前作の主役いつきさんがマジでいい店長してる。
そして、歴代主人公が集結する場面もあり、ここまでシリーズを読んできたいち読者として目頭が熱くなりました。やっぱり常夜灯シリーズは私のバイブルです。ラストには新たな繋がりの予感も!?これから先も常夜灯の世界を覗けることを祈っています。
ただ…常夜灯のメニューを食べて、あるいはシェフとソムリエの言葉で前向きになる、立ち直るというパターンは定番化してきた印象。さぁ…これからのシリーズ展開、いったいどうなる。
Posted by ブクログ
シリウスに入社した新人のあかり。研修ではスムーズにいってて自信満々だったが、いざ店舗に配属されると、思っていた以上に激務だった…
あかりが配属された池袋店は人数が少なく、チームで動かなきゃ回らない。そこで悪戦苦闘しつつもちゃんと意欲的に向上する気持ちがあるあかりに対して、同期の千明はプライドの高いお嬢様で、当たりだと思ってた神保町店。スタッフの人数も多くあかりが羨ましいと思ってた店舗なのに不満ばかりの千明。
この子、社会人向いてないんじゃって感じでしたね。飲食店の本部勤務で残業もそこそこ、土日休みを希望なんて新人ではそんな待遇あるわけない。
それも他の人を巻き込んで一緒に辞めようとかありえなかったです。
常夜灯のメンバーの優しさと飲食店の心意気を学んだあかりの今後に期待です。
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新入社員として早く先輩に追いつきたくて、空回り。あるあるだなぁ。年を重ねてくるとミスしても怒られてもあんまり響かなくなるよーって言ってあげたい。
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シリーズ第5弾!!
今回の主人公は新入社員の高石あかり。
あかりの頑張りにこれからも応援せずにはいられない。
「キッチン常夜灯」、今回も美味しそうでした♡
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大好きなキッチン常夜灯シリーズ。あかりちゃんの心境の変化や成長に少し懐かしさを感じながら、新入社員やアルバイト時代の気持ちを重ねて読んでいました。
自分も頑張ろうっていつも元気をもらえる温かくて素敵な本です。あかりちゃんの続編もまた見たいです。
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百貨店で働いていた頃やバイト時代を思い出した
焦りや不安は今でもたまにあるけど
そういうの乗り越えてきたなあと
初心を思い出しつつ
頑張ってきた自分を振り返った
行きつけのお店作りたい
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今回は新入社員。
やはり経験からなのか、読んでいて凄く色々と伝わってくる。勉強になります。
常夜灯みたいなお店は奇跡の存在だけど、希望的にはあってほしい。そして癒やして欲しい…
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シリウス新入社員のあかりは、同期と神保町店でバイトをしていたが、配属は池袋店となった。忙しい日々に同期がとうとう辞める決断をしたが、あかりはシリウスで頑張る決意をして店長のいつきに常夜灯へ連れて行ってもらう。新入社員ならではの発想に今後も期待していく。
Posted by ブクログ
好きなシリーズ。今作は新卒の子が主人公であるとともに、前作のいつきさんの活躍も引き続き楽しめた。
そう、新人ならではの焦りとか、怖いもの知らずな若者ならではの言動とか、いつきさん目線でも色々と共感する。
あかりが覚醒しはじめるまでの一話の前半はまぁ傲慢なこと…。
でも良い先輩方に恵まれて良かった。助け合える環境であれば、わりとどんな仕事でもやっていけるものかもしれない。
「常夜灯」や、かっこいい叔母の存在も力になっている。今後もシリーズは続いていくんだろうな、楽しみ。
Posted by ブクログ
満月のキッシュロレーヌは、池袋店に配属になった新人社員のあかりちゃん。
一冊目は浅草店店長の南雲みもざさん。
真夜中のクロックムッシュはみもざさんの同期で本社勤務新田つぐみさん。
ほろ酔いのタルトタタンは製菓部の森久保かなめさん。
夜ふけのオニオンソースは池袋店店長鳥羽いつきさん。
美味しそうすぎる料理!食べたい!常夜灯にもシリウスにも行きたい!
Posted by ブクログ
新作!読んでて楽しかった~。
新人のうちって焦るよね。自分以外のみんなはできるのに自分だけできないということに焦ったり、比べてしまったって仕方ないのに比べてしまったり。
バイト初めての時も、社会1年目の時もめっちゃ焦ったし、悲しかったし、イライラもしたし、情緒不安定だったと思う。
それこそ仕事ではまだ後輩ができたことないからあれだけど、バイトでは沢山の後輩がいたわけで。
ずっと、はじめての仕事なんてできるわけないから。私も覚えるのに何ヶ月もかかったから気にしなくていいよ。って色んな子に言い続けた記憶。私がバイトを卒業する時、色んな後輩にあの言葉が嬉しかったんですって言われて、嬉しかった記憶まだあるよね。
同じ仕事をしていても、同じ考えを持っていても、人や環境、性格によって合う合わないって絶対ある。すごく仲良かった子も全く連絡を取らなくなったし、学生時仲良くても会ったら価値観も何もかも違うくてもう会うのをやめてしまったり。でもそんなもんなんだよね。友達なんて、人間関係なんて移り変わるし、人は人、自分は自分なんだと思う。
今でこそ中堅になってきた訳だけど、1年目の初心の気持ちを忘れず仕事するようにしたい。
そして私も行きつけのお店が欲しい、切実に。
カフェは行きつけがあるから、ディナーのオシャレな店がいいな。それこそこのお店がいいな、行きたい。笑
Posted by ブクログ
シリーズ5作目、今回は新入社員の話。
入社前の研修から入社してからの葛藤。
希望の配属が違ったり、思っていたよりも
仕事の大変さや人間関係など色々と現実を
突きつけられ自信もやる気もなくなっていく。
誰しも経験したような話だけど、当の本人って
凄くこたえるんだよなぁ~と当時の自分を
思い出しました。飲食店の大変さを改めて
気づかされたんですが、お客さんの休みの日の
幸せを飲食業界が守ってる感じがして
凄く感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そして「キッチン常夜灯」、ここは新人で
あっても関係なく来た人の心の安らぎと
これから進んでいく方向を見出してくれる
素敵なお店ですね。そして高坂あかりの
叔母さん、冒頭で言ってたけどやっぱり
あの人だったか~素敵な出会いですよね。
同期の子は残念だけど、一定数はそういった
考えで辞めていく人がいることは仕方がない、
ただその人にその仕事があっていなかった
だけでこれは仕方がない話だよな・・・
でもそれを高坂あかりに共感を得ようとした
ところはちょっと違うんじゃない?
なんて思いました。
配属された店舗でそれなりにやる気が
出てきたころにGWの洗礼を受け、それでも
自分なりに頑張り周りにも助けてもらい
仕事が楽しくなってきたところで
大失敗の大クレーム。
読んでてこっちの心が持たないわ~。
でも一生懸命頑張っている人に対しては
失敗もこういった感じでフォローや挽回の
機会をくれる先輩がいてくれる職場って
ほんとに素敵ですよね。
Posted by ブクログ
このシリーズの主人公は毎回変わる。
今回は新入社員の「高坂あかり」
まだ表面的なことしか見えておらず、すぐに調子に乗って勝手に落ち込む。
ベテランと比べて自分は何て駄目なんだろうと
勝手に100点を目指して自分を追い込む。
どこにでも居るような典型的な一年生。
「キッチン常夜灯」に連れて行かれて、美味しい料理や心のこもったサービス、そして何よりも知らないことを経験するという喜びに出会い、成長していく。
眩しすぎて、微笑ましかった。
失敗も成功も口に出してさらけ出し、努力を惜しまず前に進む姿に、心からエールを送りたくなった。
「美味いものを食べなきゃ、人生なんてつまらないからなぁ」
今回、心に残った言葉。
毎日忙しくしていると、食事を用意するのも味わうのも放棄して簡単に済ませがちになる私。
でも、食事すら満足に取れない人生の何が大切で何が面白いの?とも常に思ってる。
平日は質素に過ごしても、週末は美味しいものを食べる。
しっかり英気を養ってまた月曜日を迎える。
食事って、大切。と心から思える大好きなシリーズだ。
Posted by ブクログ
「キッチン常夜灯」の5冊目。
今回の主人公は、新入社員の高坂あかり。入社前のお祝いで叔母に連れて行ってもらった高級レストランに気圧されて『「シリウス」レベルが私にはぴったりだ』とか言っちゃうし、希望の店舗ではなかった池袋店に配属になって『いまひとつピンとこない』とごちたり、最初からちょっと不穏に思われる出だし。
案の定、初日から躓き続け、そこからはだいたい予想された展開。まあ、入社早々現場に配属されて手順書もなく『体が覚える』とか教えられても、おいしい料理や接客が好きで入ってきた人にいきなり売上のことを説かれても、確かに新入社員には難しいとは思うがな。
そうして一杯一杯になったあかりが、店長のいつきに連れられて「キッチン常夜灯」に行き着くところは、前々作に戻った流れ。
世間がGWだと浮かれている時にクタクタになるまで仕事しなければならなかったり、イベントのメニュー検討を任されたり、同期がいきなり辞めてしまったり、客からのクレームに落ち込んだり、分かり易く浮き沈み。
もう何十年も前の自分が新入社員だったころを思い出しながら、何のために仕事をするのかとか考えさせられて(もはや考えなくてもよい身の上になってしまったが)、お話としては悪くない。
今回もシェフの料理にはそそられるところ多々なのだが、「キッチン常夜灯」に行けばたちどころに悩みが軽くなったり元気が出たりするのが、そういう建て付けの話だとは言え、いささかマンネリを感じるところではある。
それにしても、ここに描かれているような飲食業の方々の姿には頭が下がる。
私ら、メーカーだったので土日祝+夏季&年末年始休暇が当たり前だったし、配属の前には長すぎるくらいの導入教育があったし、『同じ会社でも色々な部署があり、働き方がある』というのを身をもって体験できたし、ありがたかったんだねえ。
Posted by ブクログ
今回は新入社員
自我が溢れんばかりの新入社員ぷりに、自分の新入社員時代が重なって身悶えする思い
千明ちゃんにはデコピンチョップをお見舞いしたい
失敗はするもの、と言われても時が経たねば消化できないものもある
ゴールデンウィークに働くのは心身ともに削られるの分かる
スコンと抜けるような青空が恨めしかったのを思い出した
あかりちゃんの叔母は仔羊ちゃんこと木下さんだった
常連さんたちもだんだん人となりが分かってきて嬉しい
常夜灯は読んでて不快感無いのだけど、きっとメインの登場人物がみんな食いしん坊だからだと思った
シリウスで働く人も常夜灯に通う人も、基本はみんな食いしん坊
それが落ち着く