あらすじ
忙しい新米パパやママも安心! !
赤ちゃんの心と脳と体が
スクスク育つ離乳食のすべて!
グングン成長する赤ちゃんの
カラダ、脳、神経に必要な成分について
5人の専門医がくわしく解説します。
生後5か月~1歳までの離乳食レシピ付き。
■目次
1章 命の発生、誕生、育成のすべてを支える栄養とは 産婦人科医 宗田哲男
2章 おかゆから始めない離乳食 小児科医 岡田清春
3章 体の機能が完成する1~5歳に必要な栄養とは 小児科医・スポーツドクター 今西康次
4章 質的栄養失調が招く子どもの発達障害 精神科医 藤川徳美
5章 子どもの歯の一生を決める食事 歯科医 高橋純一
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Posted by ブクログ
鉄分やタンパク質は 植物性食品よりも赤身肉、卵などの動物性食品を摂取した方が効率が良いことがわかったので少々パサパサしていて食べにくそうだが、頑張ってあげてみようと思った。
母乳はだんだん薄まるのではなく栄養価は変わらないが、生後半年頃から鉄分等母乳にはないもの、不足するものが必要となるため、「離乳」するのではなく、栄養を補完するという意味で「離乳食」より「補完食」と表記するのが正しいという意見には賛成。
栄養不足だけが夜泣きや精神的安定につながるとは考えにくいが、色々な赤ちゃんを見ているとたしかに一要因ではある気もする。おかゆ=糖質だから糖質過多になるというが、最初から過多になるほどたくさん食べられるわけではないし、実際お粥は吸収、消化も良く食べやすいため、初期にあげることに関してはそこまで消極的に考えなくても!?という気もした。
妊娠中から歯は作られているため、妊婦さんが栄養を取った方がよいという話はもっと妊婦さんの耳にも入れば良いのにと思う。
全体的に母乳をはじめ、栄養成分や量が具体的にわかり説得力のある話であった。
Posted by ブクログ
この本に書いてあることをそのまま鵜呑みにして離乳食を進めていくのは、少し難しいなと感じた。「わたしの考える最強の離乳食」感が否めない。
・たんぱく質と脂質を主に与えるべき。
母乳のエネルギー源の半分は脂質、分解する能力はすでに持っている。
・母乳は1歳までに辞める必要は無い。
できるだけ長くあげた方がメリット多い。
・10倍粥からは△
離乳食は母乳に足りない栄養素を補うもの。母乳を先ず先に、その後に離乳食。
・お粥から始める離乳食を推奨する科学的根拠がない。
・鉄分は7.8ヶ月で貧血になりやすい。
植物性食品に含まれる鉄分は吸収が悪いため、鉄の補充には役に立たない。レバーや赤身など動物性食品が効率よい。
まてまて初期のレシピにそんな塩入れていいんか???となった