【感想・ネタバレ】FIND 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花のレビュー

あらすじ

取り調べ中に被疑者を自死させてしまい、県警捜査一課を追われた刑事・木下清花。
異動先の「警察庁特捜地域潜入班」ははみ出し者の集まる新設部署だった……。
栃木の村落で発生していた「児童連続神隠し事件」の真相を追い、清花たちは潜入捜査を開始する!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わったあと、グミが食べたくなります。久しぶりに食べました。

色々あった女警察官が特殊な事例を扱うところに派遣されたところから始まる物語。

基地がキャンピングカーだから小回りがすごい早い。なんかあったらすぐ現地調査している。あとキャンプご飯が美味しそうで美味しそうで。
外で食べるインスタント麺の美味しさは異常。

雰囲気はほのかにホラーとミステリーが混じった感じ。他の作品にはない独特の雰囲気。文章も読みやすいので面白いです。
個人的にシリーズ追います。

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2025年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事件解決が目的ではない。

その土地ならではの伝承は興味深い。
本当の怪異じゃなくて守る為に作られた怪異。

それを否定せず寄り添うように潜入していく。
新設部署だから手探りなところもあるんだろうけど良い班ですね。

清香さんが母親としてもどうなっていくのか楽しみ。

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2024年06月16日

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ネタバレ

捜査一課で活躍していた刑事木下清花、妻と子供をDVしていた犯人を取り調べした後自殺した為。
左遷された。そこが特捜地域潜入班。そこでは未解決になりかけている事件を調べる。今回は子供が神隠しにあうという村に潜入。昔神隠しにあったのが清花が取り調べをし自殺した夫のDV被害者の妻であった。その村ではDVなど家庭環境が悪い家族の為に子供を神隠しと称して洞窟の穴の向こうである家族が子供達を世話していた。
それを村ぐるみで匿っていたので誰も真相に気づかなかった。
この村では秋に祭りを行いそのタイミングで村の村長らしき人物の判断で子供を返す。

子供が帰ってきてもそれを刑事として報告することもない、そもそも事件でもない。

今回の刑事達は今を見ているのではなく未来に何を遺すかを考え事件を解決していく。

普通の刑事物と違う話の展開で面白かったです

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2023年06月07日

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ネタバレ

全てを失った女性刑事が奮闘する新シリーズ第1弾!

被疑者を勾留中に自死させたことで県警捜査一課を追われ、家庭にも居場所を失った刑事・木下清花。
異動先の「警察庁特捜地域潜入班」は、組織のはみ出し者が集められた新設部署だった。
最初に捜査対象となったのは栃木の村落で発生した「児童連続神隠し事件」。
その地では古くから、子供をさらう「ヤマヒト様」伝承が存在しており……。
清花たちは事件の真相を追い、村落への潜入捜査を開始する!

結論としては、神隠しの正体は伝承をもとに作られたシェルター施設のような物。公にできない事で守れるものがあるということ。次回の展開が、伝承と捜査によって守ることを主題にしているのであればどのようになるかが楽しみ。

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2023年05月12日

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ネタバレ

2023/4/28
新シリーズ。おもしろい。
ガチガチに気を張り詰めすぎて失敗した女性刑事が主人公。
そんな簡単に力を抜くことができるわけもなくもどかしいけど、彼女の変化と成長を楽しめる。
別シリーズの春菜系だね。
春菜も上昇志向が強くて人にも自分にも厳しい取っつきにくい子だったけど、最終的には大変な好感に変わったし、お手並み拝見。
事件を未然に防ぐはいいとして、事件だったっぽいものを事件化させないのは塩梅間違うと神の采配のようで鼻につくのでここもお手並み拝見だね。
心配してないけど。
新シリーズ楽しみです。

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2023年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

被疑者を勾留中に自死させたことで県警捜査一課を追われ、家庭にも居場所を失った刑事・木下清花。
異動先の「警察庁特捜地域潜入班」は、組織のはみ出し者が集められた新設部署だった。
最初に捜査対象となったのは栃木の村落で発生した「児童連続神隠し事件」。
その地では古くから、子供をさらう「ヤマヒト様」伝承が存在しており……。
清花たちは事件の真相を追い、村落への潜入捜査を開始する!
新ヒロインの警察小説、第1弾。

こういう部署があっても良いかも。
能力を隠した上司や同僚が良い味出しているが、清花は女性だから頑張らねば・・・と頑張りすぎ!
と思うのは、自分が男性社会で打ちのめされて諦めちゃったおばちゃんだからか?

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2023年05月02日

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ネタバレ

えーっ、いきなり主人公の姓が違うやん。と思ったら、最初から旧姓に戻した設定になっているのですね。

関心の薄い未解決事件を捜査する部署に左遷された清花。この手の内藤さんシリーズの中では異色の自信溢れるママさん刑事は、比奈子や恵平より可愛げがなさそうで、好きになれるかどうか心配でしたが、最終盤の「独りで闘わせたことが悔しいんだと思う」と言葉にグッと来て、これからがうんと楽しみになりました。

さーちゃんと呼ぶってマジかと思われた班長も、なるほどこの仕事ならその呼び名が正解。今度は七味じゃなくてグミ携帯。良いチーム。

この直前に読んだのが清水朔の『薬喰』、その前が『東京駅おもてうら交番』の最終巻だったから、オチが「ターンボックス」みたいな話だったらどうしようと思っていました(笑)。心配無用でよかった。

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2022年12月22日

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ネタバレ

民族学的ホラー、ホラーだけどホラー要素は少なめというか無い。主人公が、難ありというか癖強だけどどんどん引き込まれてしまった。
てか、普通に民族学的な話とか森の話が好きなだけかもしれん。
未解決事件コールドケースになりそうな事件を解決する話、とてもいいです。
スッキリはっきり解決するわけじゃないけど、そのままのがいいと思う事件などもあるよね。
新しい上司も、癖強だけ頼りになる 面白い作品でした。

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新シリーズ。前シリーズに封入されてた冒頭部分で、ちょっと今回の刑事さんは苦手かも…と思ってしまいましたが杞憂でした。鳴瀬清花さんも素敵です。
最初こそツンケンしてましたが、潜入班に所属してからは険も取れてきて良かったです。お疲れだったのかな。
犯人を検挙して事件を解決する訳でなく、事件性がありそうなものを解決していく。
「刑事は事件が起こらないと動けない」というジレンマを払拭していくシリーズのようなので続きも楽しみです。
潜入といっても地域に溶け込むという感じなのも楽しそう……仕事なので気は抜けないけれども。警察だってバレてたし。

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2023年08月20日

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