あらすじ
王太子妃教育に励んできた侯爵令嬢アメリアは、婚約者の王太子から、運命の相手に出会ってしまった、と告げられた。しかも、彼女を王太子妃にするから側妃になってほしいだなんて、王太子妃の仕事は私に押しつける気ですね! 利用される事態を円満に回避したいアメリアは、戦で国の窮地を救い英雄となった魔術師ロワールに褒賞として望んでもらい、彼に嫁ごうと考える。直談判すると「頑張って俺のこと口説いて」と交渉成立! 愛ある契約結婚を目指し、ロワールのもとに通い始めるが――!? 訳あり魔術師と生真面目な令嬢の溺愛ラブファンタジー♡
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とても好き
愛の重たいのは善いですね。
そして主人公が少しズレているのが良い。
可愛すぎます。
わりとハラハラするような展開はなく、安心して愛を感じて読める作品です。
二人の幸せな様子がたくさん読めます。
WEB版で読んで好きになって、書籍でも読みたくて買いましたが購入して損なしでした。
側妃になるのを避けるため
婚約者に浮気され、婚約破棄後は側妃にと言われた主人公は、自ら考え側妃にならずに済む方法を思いつく。いっけんむちゃな思いつきだったのが、相手の方との相性も良く、思い通りの結末へ。ただわからないのが、浮気相手のヒロイン思考。話してもわからない人はいるもんね。相手するだけ無駄ですわ。
匿名
ヒロインも良い
始めはヒロイン視点だけだったので少し物足りなかったのですが、真ん中から番外編という形でヒーロー視点での振り返りがあり、その後のエピソードもあり楽しめました。
魔力が強すぎて相手が体調を崩すため女性も含め他人と関われないというヒーロー設定が気に入ったのでスピンオフも購入したくなりました。
ヒロインも自己肯定感が低いわけでもなく、生真面目で、わざとらしい感じのボケ方でもなく、好感が持てました。ただ、ヒーローが自分を受け入れてもらえる唯一で生真面目で美人で賢いヒロインを好きになるのはわかるのですが、ヒロインはヒーローのどこに惹かれたのかわかりませんでした。ただイケメンで高度な魔術が使えるというだけだったような。
もう何度も読み返しています。
面白いです。
魔力が膨大すぎる、ロワールの孤独。
誰にも理解してもらえない辛さ。
読み込めば読み込む程、色んな事を感じる作品です。
良い
生真面目令嬢のヒロインにヒーローがズブズブハマっていく様子がとても良かったです。
魔力量故に家族とすらまともに触れ合えない人が美しく聡明な女性から私を貰って!ってあんな可愛くアピられたらそりゃ骨抜きだよね、ってニマニマと読めました。
魔術師の溺愛は重い、大変素敵なお言葉です。
Web作品のようなのでそちらも読んでみたいです。
匿名
是非読み返しを
初めて読むときのなぜ?が楽しいのは当たり前。
読んだ後、もう一度読んで、そうそう、そうなのよねと納得しながら読むのも楽しい本です。
聡明な姫とポンコツ王太子のありきたりな話では終わりません。
ロワールを口説こうと一生懸命なアメリアがとても可愛いかったー。不器用だけど一生懸命なところがとても好き。ロワールも孤独な人だったけれど、アメリアに出会えて本当に良かったなあと。ロワールの愛も重いけど、アメリアも深く愛しているの、見てて微笑ましい。
唯一無二
愛が重たい魔術師ですが、魔力量の多さで人との関われずにいた王子は、唯一無二の相手を見つけたのですから、重たくなるのは仕方ないですね。そんな愛を真面目にまっすぐに受け入れるヒロインも素敵です。ヒロインから口説きにいっているのも面白い。
酷い立場に置かれようとしているヒロインが、自分の出来得る方法を考えて行き着いた策がだいぶ突飛で興味をひかれて読みました。
結果、とても大好きな物語となりました。
健気で、恋愛事に疎いために斜め上な方向へ勉強熱心なヒロインは可愛いですし、愛が重いヒーローもめちゃくちゃ良かったです。
あと、レントワールの魔術師たち、可愛すぎます(笑)
この設定、大好き
重い愛をなんなく受け止める素直なアメリアが最高です。言葉足らずですれ違う作品は多いけど、こちらはストレートに伝え合いお互いを大切にする素敵なお話です。
個人的にはルイスとリリアにもっと文句言ってやりたいところですがね。
web版既読です。
本巻は主人公2人の本編と番外編でした。web版では他の魔術師が自分のお相手を探すスピンオフ番外編もあり、そのお話がまた可愛いし佳き物語なのです。
続刊として出して頂けたら嬉しいです。
魔術師の愛は重い。
こういうヒロイン大好きだ。
ヒーローの初手の気持ちはさておき無鉄砲だけどバカじゃない。自分が、そして家族が不利益を被らない最善の策ではなかろうか。
その策にヒーローもはまっちゃうわけだが、まぁヒロイン人たらしだから仕方ない。
本編、ヒーロー目線、番外編や未来まで描いてくれた作者様に感謝感激です。
アメリアが可愛すぎてたまりません。ロワールがアメリアの必死の口説きと無自覚の愛情表現に照れる姿も好ましいです。それにしても、婚約者を奪ったリリアが実はアメリア信奉者で王太子のことが好きだとか勘違いヒロイン体質ではなかったことが驚きでした。
既にお気に入り
純粋で、真面目で、不器用なヒロイン。アホ婚約者のせいで側妃として利用されそうな所を、本当に前向きにひたむきに回避しようとするから、ヒーローもメロメロですね。
時々、そう捉えるのかぁ(笑)と物凄い器の大きさアピールされるところもあって、そりゃ敵わないわ(笑)と、思います。
お互いが相手が不安にならないようにと努力してるのが素敵です。
おすすめ
とても良かったです^_^
2人の思いが通じて結婚!となったところで、ヒーローの真の姿が明らかになり、なぜこの国に来ていたのかもわかり、さらに面白くなりました。
Posted by ブクログ
最初は女性に慣れていない感じのロワールが生真面目すぎるアメリアに振り回されながらも恋心を育んでいく高校生くらいの恋愛を見ている感じで微笑ましく見ていたら、なかなかどうして。
嫉妬心を隠さなくなってきた辺りから、彼の言動がレベルアップ。
魔術師の愛は重いのだ。
一度懐に入ると、独り占めしたくて堪らなくなるようだ。
そんな彼でも全面的に受け止めるアメリアの懐の広さよ。
嫉妬も嬉しい、服を破かれても彼の心の安定に必要なら服も本望だろうと笑えるアメリア、聖母様か。
ロワールは魔力が高すぎるゆえに自分を受け止めてもらえる女性が出てくるとは自他共々思っておらず、魔力酔いもせず奥の奥まで触れ合えるアメリアはまさしく運命の相手で奇跡の出会い。
愛が暴走するのもやむなしだろう。
元婚約者と彼を奪った相手へのざまあ展開が本編にはなかったところ、番外編で補完が。
元婚約者は予想以上に残念な内面だったし、奪った相手に至っては……他者を真似て、他者に自身の指針を委ねている人は、それを失った時、こんなに脆いと思い知らされた。
二人とも、自分の足でしっかり立って欲しいと思う。
そんな二人ときちんと別れという区切りをつけたアメリアは、その後心置きなくロワールに愛されまくる未来へ一直線。
子どもたちにも囲まれて賑やかな未来まで読めて満足できました。
匿名
カッコいい
自らの意思で褒賞になると決めて実行する行動力、思慮深さ、前向きな性格、なんて男前なんでしょう。この人を2番にしようとするポンコツ王太子が王様になったらこの国滅びるなと思います。魔術師様の重い愛情が嬉しい、と感じるという事はこのヒロインの愛情も本当は重いのでは。ただ、完璧に感情を制御できように教育されたために自分でも良くわかっていないし、当然ポンコツには伝わらない。魔術師様はヒロインの性格をよく理解して、その性質も愛おしく感じているのが良くわかります。番外編でより読後感が良くなりました。で、ポンコツカップルはどうなったのでしょう?若干興味あります。
匿名
前半のアメリアがロワールを一生懸命口説こうとしている姿がとても可愛らしくほのぼのしました
その分無自覚にアメリアを利用しようとしている王太子のクズっぷりが腹立たしかったです
後半はひたすらロワールの執着に笑えました
微妙なざまぁでした。
王太子の婚約者として6年も学び優秀なヒロインアメリアに対し運命の相手に出会ったから側妃になってくれと要望する王太子のアホさと浅はかさにイライラ、王太子の1番になりたいと能力もないのに王太子妃の地位を求めるリリアにイライラ、でもきっとスッキリざまぁしてくれるんだろうと読み進め、ヒロインの優秀さ、英雄魔術師ロワールの強さ、2人の愛を感じ、いいぞ、いいぞ、アホ2人に盛大ザマァを、と思っていたのに、ざまぁはしたけど物足りない、中途半端な印象だけ残りました。ストーリーがよかっただけに肩透かしをくらった感じです。人によっては最後まで相手の心情に思いを馳せられるヒロインは素敵な女性なのかもしれません。私には高尚すぎました。
面白かった
婚約者の王太子から側妃にと言われ、国を助けた魔術師の報奨になるように頑張ったヒロインのお話。
ヒロインが真面目な素敵な女性で、また魔術師が重いと言われるくらいの愛情をみせますが可愛らしくて素敵でした。
も少し紆余曲折が欲しかった
いいカップルだなぁ。お互いのいい所・悪い所を補い合って一緒にいるのが(*´꒳`*)ヨキヨキ
一生懸命で努力家で天然なアメリアが、ちょっと擦れたロワール様の心を溶かしていく様は微笑ましい( ◜ω◝ )ただ一人語りなので、ロワール様視点もちょいちょい挟んでくれると、なお良かったなぁ……なんて
番外編では、ロワール様視点のものがありましたけども。
それにしたって、すでに婚約破棄のテンプレとして「真実の愛をみつけた」婚約者と、ちょっと型破り(非常識)な浮気相手というのは、どうにかならんもんか。結局、悪女扱いされるのは、常識的でマナーを重んじ、お節介にも浮気相手に指摘する方なのだから、割に合わないですね。
今回のお話は、そんな非常識カップルのおかげで、真実の愛を本当に見つけたアメリアに軍配が上がって良かったな、と
匿名
婚約破棄された令嬢がザマァする話です。王子がアホなのも変わりませんが、今回は婚約者に収まるリリアという令嬢が重いというかなんというか。結局のところ、アホ王子のことは愛していないみたいですし、王国が瓦解して属国となるのも時間の問題のように思いますね。特に何もなく最後まで普通に読めると思います。普通なので星3で。
なかなか
タイトル通り元婚約者の皇太子に運命の人が現れて、側妃として嫁ぐことを提案されます。雑務処理のため利用されるくらいなら英雄に報奨として望んでもらおうと頑張るところからお話が始まります。
ヒーローも出会ったときからヒロインに好意を抱いているし、くっつくのは時間の問題でした。ヒーローの重すぎる愛も執着も受け入れるヒロインを逃す手はないとヒーロー視点も面白かったです。受け入れる早さも設定がしっかりしていて無理がなくよかったです。
ラストまで
長かったです。設定は面白そうなのに、ずっと足踏み状態から抜け出せないような感覚でした。
ヒロイン以外の目線で進む番外編があるものの、ほんの一部。ちょっと物足りなかったです。
TL部分もあるにはあるけど、そこに至るまでの経緯とか行為自体の表現とか…個人的にはあまり好きになれなかったです。