あらすじ
とあるRPG系乙女ゲームの悪役令嬢レミリアに転生した「エミ」は、ゲームのヒロイン「星の乙女」により努力虚しく断罪されてしまった。エミの冤罪を晴らすため、そこに現れたのは中から見守っていた本来のレミリアで――。本物の悪役による復讐劇が始まる!一迅社ノベルスの話題作『悪役令嬢の中の人』待望のコミカライズ!単行本だけの描き下ろし短編も収録!
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癪に障るゲームの正ヒロインを徹底的に追い詰めてほしい。
そんな願いが叶う漫画です。
とあるRPG乙女ゲームで「推し」ていた悪役令嬢・レミリアに転生したエミは、
レミリアが不幸になるシナリオを回避すべく精進の日々。
しかし、ゲームのヒロインである「星の乙女」により、
努力空しく断罪されてしまった。
エミの意識が途切れた瞬間、レミリアには「本来のレミリア」の魂が宿る！
レミリアは、エミの意識の深層で、ずっとエミを見守っていたのだ。
自分の幸せを願い続けていたエミに胸を打たれたレミリアは、
エミを苦しめた周囲の人間への復讐を誓い、動き出す――！
同じ体の所有者ゆえ、直接話すこともできないエミとレミリア。
しかし、ふたりは互いへの大きなリスペクトと愛によって繋がっています。
エミは、レミリアの幸せのために、勉学に魔法、様々な努力をしました。
結果、最高の能力とあらゆる技能を持つ完璧な淑女「レミリア」が誕生します。
そんなエミの努力は、もともとのレミリアから信頼を得るには十分でした。
レミリアは、エミのおかげで身についた力を最大限に利用し、
エミの名誉のために世界を救おうとするのです。
「相手のため」が原動力の彼女たちの絆には、大きく心を揺さぶられます。
異世界令嬢系かつ、バディものの新境地。
レミリアの復讐を見届けるべく一気読み間違いなしの一冊です！
感情タグBEST3
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角度の違う転生系悪役令嬢
悪役令嬢レミリアの本来の人格と、レミリアの体に転生した人格(エミ)の両方が作中に登場する珍しいパターンの転生系作品。
不幸な死(しかもテンプレのトラック事故)からのゲーム世界への転生、前世のゲーム知識を活かしたバッドエンド回避等、転生系「おなじみ」の展開がたくさん盛り込まれています。
よくある作品と違うのは、ルート改変に失敗して絶望した後に本来の人格が出てくるところ。1巻では本来の人格が出てきて以降はエミの人格はずっと出てこないのですが、本来の人格はエミのゲームの記憶を元に行動を選んでいくので転生要素はずっとあります。
誰からも愛されなかった「悪役令嬢レミリア」を愛したエミと、そんなエミを愛した本来の人格のレミリアの深い絆を描いた作品だと思います。
お互いを認知する事もないのに、最大限の努力と知恵でお互いのために行動できる2人の姿が素晴らしいです。
本来のレミリアは善行を重ねますが、心自体は善人になるわけでは無くしっかり悪役の精神のままなのが個人的にツボですw
過去最高に尊い悪役令嬢もの
悪役令嬢推しの女性が悪役令嬢に転生する物語は多々あれど、ここまで尊いのは記憶に無い。
1巻はまず序章として、悪役令嬢レミリアを推す転生主人公のエミが幸せを育み、しかし転生ヒロインのピナによって絶望のどん底に叩き落とされる事から始まる。
復讐のカタルシスはその理由が壮絶であるほど大きくなるとはいえ、レミリアを、そして周囲の人達を幸せにしようとしてきたエミに感情移入してしまえるため、その後のピナの陰謀で追い詰められる様は読んでいて腑煮えくりかえる。
そして表に戻ったレミリアのハイスペックっぷりとエミへの愛情を見せつけて1巻終了。
エミの愛に救われたレミリアの容赦ない復讐無双を！そして二人にハッピーエンドを期待したい！
追記：
改めて読み返すと、幼いレミリアの愛情に飢えた心に、レミリアの熱烈なファンであり愛情深く善良なエミの人生が一気に流れ込むという展開はなかなかエグい。
そりゃ染まっちゃうって……しかしそれによってレミリアが(エミの記憶を通して)日常に幸せを感じられるようになったという切なく悲しい面もあり。
あ、あ、あの、好きです
エミが幸せにしたかった自らの姿を『演じる』顔と、『本性』の顔との振り幅が大きく、そのどちらともが各々の表情の魅力を増幅させていると感じます。
演出、というか、出すタイミングや魅せ方が好きです。ゾクゾクする。
私も直属の騎士になりたい。
今までにない！！
初めは絵に惹かれました！そして無料連載版を見てからの購入です！実に面白いです！転生物でも今までにない作品だと思いました。
転生者が表に立って物語が始まるパターンはよくありますが、これは元々の本人は心の中？から転生者のことを観察している…そして断罪の後本人が心の中から登場！そして断罪に加わった人達へ復習を始める…というような内容。でも、レミリアたんの恨めしい表情とか、「これはホラーなの？」って聞きたくなるくらい恐ろしい… これからどんなストーリーになっていくのがすごく楽しみな作品です！ホラーでなくハッピーエンドで終わって欲しいです…
悪どいお顔が最高！！
よくある悪役令嬢ものかと思いきや一味違う『中の人』！
レミリア様かっこよくて愛が重くて最高です！！作者さんが楽しんで描かれているであろう悪どい顔が最高にクールでかっこいいです！
物語としてはピナへのざまぁは下準備段階ですが、これからに期待です！
さりげなく魔族の店長さんも好きです笑
すごく良かったのが巻末の書き下ろし漫画が書き下ろし小説のコミカライズなところです！
ここまでやっていただけるのかと！原作へのリスペクトがヒシヒシと感じられて素晴らしかったです！
エミ
エミもレミリアも素敵な人。
ピナの顔が気持ち悪い。
恐ろしく性格の歪んだドブスであることがわかるほど、歪んだ表情をする。
転生もののはずなのに、ホラーかと思うほど。
でも、これからのレミリアの行動がどのようになっていくのかが楽しみです。
エミが帰ってくるといいな。
面白い！
転生、悪役令嬢は結構読んでると思うけど
これは群を抜いて面白いです…
何度も読みたい、買って後悔しないです
エミが優しいのも、身体を乗っ取られたはずなのに乗っ取ったはずのエミを愛しすぎてしまうレミリアもどっちも好き。いい。
そしてレミリアの拍手が最高にスッキリする！！
面白い顔
基本的に皆綺麗だったり可愛い顔だったりするのですが、たまに見せる変な顔が面白いです。
特に星の乙女の顔は半端じゃないインパクトがあります。
新しい
素敵な絵と斬新な物語にひきこまれました。エミの中にいるレミリアが現れたときにはカッコよすぎて感動しました。これから陥れた奴らに復讐していくのを楽しみにしています。
面白すぎる！！
悪役令嬢だったレミリアとエミの関係性が最高です！
大好きなエミを追いやったヒロインたちに復讐すべくレミリアがどう動くのか楽しみです！
。
レミリアがずっと【エミの】レミリアって言ってるのがｷﾞｭﾝｯてします。
ピナだかピノだか知りませんが本当に痛い目を見ろ…ゲス顔が凄いし単純に作者様の画力が凄い(語彙力)
レミリアを守ろうとしたエミ、エミのレミリアを守ろうとするレミリアが本当に尊いです。
真正悪役令嬢の凄み
斬新な設定と魅力的な二人のヒロイン。異世界の庶民のエミと貴族令嬢レミリアが、一つの身体を共有して、進められる物語。タイトルもキャラクターのビジュアルもとても良い。多重人格の入れ替わりっぽい、ヒロインの切り替わり方なんだけど、真正悪役令嬢レミリアの凄みのある美しさが圧巻。ダークヒロインなんだけど、努力嫌いで軽薄厚顔のクズ女(ゲーム設定上は可憐なヒロイン)にどうリベンジして行くのか。目が離せない。
最後まで満足！
６巻完結の作品。最終巻まで読みましたが１冊１冊読みごたえあり、なかなかの超大作でした！
悪いこと考えてる時とかたまに人物の顔がすっごく怖くなるのですが、その美醜を描ききる作家さんの画力が素晴らしい。
主人公は美しく、悪どさすらもかっこ良く、星の乙女は最後まで清々しいくらいのゲスっぷり。スカッとします。読んで損なし。
本当に面白い
今までにはなかったタイプの話！！
それでもって何よりもかっこいい、、、全てが主人公の手のひらで転がされている、、、！！！
だがエミに戻った時にどうなるんだろう、、
レミリアさま✨
レミリアさまのエミへの愛がとてもすごいです。
断罪が許せなかったのが伝わってくる。
それにしても、星の乙女の醜悪さも強烈。
そして作画も綺麗で素敵でした。
匿名
おもろすぎる,,,
悪役令嬢系を色々読んできましたが、これは別格におもろかったです、、。
エミが良くあるヒロインのような感じでそのまま進むのかと思いきや、レミリアがゴリゴリの切れ者でおもろいおもろい！
今までない視点で進んでいくのもそうだし、生ヒロインがボコボコにされそうで続きも楽しみです、、！
悪役令嬢もので、恋愛要素が薄いのを初めて読んだので最後まで読めるかな、、。とか思ってた自分が恥ずかしいくらい一気読みだし、一気に購入しました笑
とてもハラハラするけど、一方でわくわくもするストーリー展開に圧倒されました！
ゲームの世界線で奮闘するもむなしく断罪されてしまう悪役令嬢と中の人…という立ち位置でいいのかわかりませんが、設定も斬新でここからどうやって守り立てていくのかとても楽しみです☆
これ面白w
1巻マルっと無料で読めて、値引きもされてたのである分だけ全部買いました！
これ面白いです！転生者の物語を本人が閲覧出来てて、
転生者の心の綺麗さに惹かれていく悪役令嬢がすごく微笑ましくて、でも断罪イベントが始まって、レミリア本人が戻ってくることになって、エマのために復習するっていうちょっと珍しい感じのストーリーでした。これ期待ですw
ひどい仕打ち
それでも、凛として、毅然として戦う彼女。
決して悪役令嬢ではない！
頑張って欲しい。
ギャフンと言わせて欲しい！
匿名
スカッと復讐劇
悪役令嬢と転生者が1つの体を共有する珍しいタイプのお話だが、悪役令嬢が転生者に救われたり、転生者が窮地に陥った時に悪役令嬢が守ったりと、会話はできなくても互いに想いあっていることを節々に感じる......親愛が素晴らしい。物語もテンポよく進むのであっという間に読み進めてしまった。続きが楽しみ
匿名
面白い
SNSの広告で漫画のさわりを見て、原作小説サイトを読んでこれは面白いと漫画版も購入しました。
転生物は数多くあるけれど、2人目の転生者の登場と元の体の主が戻ってくる発想が斬新です。
愛を知った悪役令嬢レミリア様の復讐劇が爽快かつ、断罪された転生者への愛情が随所に描写されていて最高です。
なかなかないストーリー
これはなかなか見ない話だなぁと思って購入。
悪役令嬢の中の人ってなんぞやと思うよね？
それよりも、ヒロインがヒドインで顔が怖すぎるww
子供に見せたらヒロイン怖いってビビるほど。
何をしても口が歪んでて怖いしキモい。
なにはともあれ悪役令嬢の中の人(本物)のこのあとのゴリッゴリの活躍を楽しみにしたい。
待ちきれなくて原作読みそうですがww
試し読みで惚れた
本屋の試し読みを何気なくみたら刺さってしまった。
エミのなんと清いことか。レミリアへの想いの寄せ方が素敵、オタクとしても人としても尊敬してしまう。
エミから愛をもらったレミリア、最強でしかないだろうな。エミを想うレミリアを見るたび涙腺が刺激されます。
レミリアたん(^^)
賢いヒロインが好きなので、賢く、自ら逆境に立ち向かうエミとレムリアたんが魅力的すぎる！ 笑みの優しさに触れて、愛を知った賢いレミリアのこれからに期待します。
これから楽しみ
悪役令嬢レミリアが転生？してきたエミに身体を乗っ取られてしまうも、エミのレミリアに対する愛情に触れて幸せに過ごす。しかし…
というオープニングですが、不本意ながら身体を取り戻したレミリアがどのようにエミを苦しめたすべての人に復讐するのか、これから楽しみです。
ただ、所々のイラストが本当にホラーなので、ホラーが苦手な私としてはちょっと残念
ヒロインの顔。吃驚…
悪役顔ではなく下劣下品顔。文句無しに無慈悲なざまぁを願えます。
悪役令嬢もので、ここまで醜悪な面を晒したヒロインって他にあるでしょうか。ありましたら教えて頂きたいです。
Posted by ブクログ
なろうコミカライズ。
1巻以降も含め読んだとこまでまとめて感想。
事故死したら推しの悪役令嬢レミリアになりかわり転生していた善良な女の子のエミが断罪回避のために努力！をしたけど回避かなわず心が折れたところにご本人登場。
中からエミをみるうちにすっかりエミ大好きになっていたレミリアがエミを陥れた周囲に復讐する話。
ちょっとダイジェストっぽさがあるけどストーリーと表情のみせかたが好き。
レミリアと、エミの入ったレミリアと、エミの入ったレミリアを演じるレミリアの描きわけがすごい。
同じ顔なのに別人。
正ヒロインな星の乙女はちゃんと可愛い顔立ちでなおかつ表情がゲスい。
そこそこイケメンだけど卑屈だったり品性下劣だったりするモブなど、「顔立ち」と「表情」が連動していなくて表現がうまい。
火の神の巫女のデザインがすごく好き。
ちゃんと小さくて手足が短くて筋肉がある人体。
ぱっと見かわいいけど神が入っている時は美しくて恐ろしくて背中が格好いい。
小さい女性キャラクターでこういう造形はあまり見ないから嬉しい。
神殺しシーンは迫力ある美しさ。
恋で堕ちた神の神話のような物語の世界を「は？そんなんだから振られるのよ気持ち悪い」と正論でバッサリ切っててめっちゃ好き。
それがギャグじゃない描き方なのも好き。
お互いが推しなエミとエミリアはもちろん、男女問わず一方通行の「好き(好感、感謝、尊敬など)」がわかりあわないまま噛み合ってうまく行ってるのも単純な「双方向の恋愛でハッピー」とは一味違って好き。
レミリアは蛙化現象の亜種のような感じもするな。
「私を好きなお前は解釈違い」の代わりに「エミの解釈ばっちりなあなたが好き」。
レミレアはエミへの愛ゆえに「エミのレミリア」を大事にしていて、それは「エミの入ったレミリア」だけじゃなくて「エミに救われたレミリア」も対象だと思う。
だから自己肯定感の低さを前提とする蛙化とは違うものではあるけれど。
イントロとしてはぐちゃぐちゃで読みにくい。出だしの窮地までの出来事を語りたくてそのすべてを第一話に詰め込んできた感じ。でも最後の下衆顔で続きが読みたくなるようにさせて、これぞストーリーの核を覗く時。自分の体と人生を乗っ取った女の子が向上心に溢れて大事に育ったから彼女を尊いに思ったからこそ、そんな彼女を裏切ったら、いざ復讐の時。その愛憎を元に動く悪役令嬢の中の人、ちょっと面白い。
シリーズ作品レビュー
