【感想・ネタバレ】雑用付与術師が自分の最強に気付くまで(コミック) : 5のレビュー

あらすじ

ヴィムの鬼神の如き活躍により、「夜蜻蛉」の第98階層の調査は「死者0名」という異例の大成功を収めた。しかし、禁忌の術【移行:傀儡師】の解放によってヴィムが負ったダメージは大きく、しばし安静にすることに。その間、「夜蜻蛉」の団員たちとの交流や冒険者ギルドのギルドマスターとの面会交流を通して、ヴィムの心境にも意外な変化が訪れる。一方、ヴィムが元々所属していた「竜の翼」の面々は、無謀にも第99階層への挑戦に乗り出しており――!?様々な思惑が交錯する注目の第5巻!!

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主人公のヴィムはいつも周りの顔色を伺い、自分を卑下している付与術師。
非戦闘員ながらも仲間のサポートに徹しパーティーでうまくやっていたはずが、ある日パーティーから追放されてしまう。
パーティーでも「雑用係」だったこんな自分の居場所なんかもうない…そう思っていた矢先、最大手のパーティーの勧誘を受け…!?

いつも自信がなさそうで、ミスに怯えて、期待されていると思うと震えて吐いてしまって…
こんなに自己評価が低い主人公見たことないかもというくらい主人公が大変ネガティブ…笑
そんなあたかもダメで力になれなさそうな付与術師なのに、いざ付与術を使うと、
そのあまりの術の複雑さと精密さと強さに周りが大混乱!
自分の居場所なんかないと下を向いて震えていた少年が、
その努力と才能で段々とパーティーの仲間に慕われ、居場所を確立していくのは見ていてとても気持ちが良い。
個人的に付与術を付与してもらう時の掛け声がかっこよくてお気に入りで、
途中からパーティー仲間と一緒に「付与術師ヴィムの付与を承認する!」と心の中で叫んでしまっていた…
パーティーの仲間も段々とヴィムへの(重い)愛が募っていく者が多く、思わずふふっと微笑んでしまう。

「弱いと思われて追放されたが実は最強だった」というファンタジーモノでは王道なテーマでありつつ、
主人公の強さが露見していく流れがワクワクする描かれ方で、かつ、作品のテンポ感も良いので、
テーマに慣れている人こそ違いを読んで味わってほしい!
戦闘シーンの画も非常に巧みで細かいので疾走感があっておすすめです!

作品のテンポ、戦闘のカッコよさ、パーティー仲間のコミカルさ、そして圧倒的主人公のネガティブさ…笑
全部がバランスよくファンタジーモノをよく読む人も初めて読む人も絶対楽しめる作品です。

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ネタバレ 購入済み

強い敵を倒せちゃってちやほやなんだけど、ヴィムくんの驚異的な業前の副作用もあるんだよーな説明編ぽい。
よくないクスリの味をしめてしまったところに気付けるのか、がタイトル通りキモなのかな。
爽快バトルファンタジーからダークヒーローバトルロワイヤル風に変わった印象。

#じれったい #ドキドキハラハラ

0
2024年01月26日

匿名

ネタバレ 購入済み

回復中

みんなを助けた主人公はダメージが大きかった為、療養中なんだけど、ギルドマスターが来たり、変な人が来たりと大変そうです。

#アツい #ほのぼの

0
2023年11月06日

ネタバレ 購入済み

不穏な雰囲気が

かつての仲間だったパーティが新たな人材を追加して最下層に挑んだ。だが本当の実力が無いパーティの末路はホントに惨めなモノだ。あらためてホントにそう思うネ

#アツい #ダーク #カッコいい

0
2023年10月29日

ネタバレ 購入済み

確かな面白さはある。

相変わらず主人公が卑屈なのか何なのかわからない演出が続いてスッキリはしないが、どうも彼はパーティというのに向いてないという感じに描かれてきている。
一応職種としては付与術師なのだが、どうも1人の時にこそ輝く能力のようなのと、戦闘狂の一面も見せ始める。
今後の展開は全く知らないので楽しみであるが、これはパーティ抜けて1人になるのかなと匂わせている。
また追放されたパーティをやたらと気にしていて未練がましく描く事で読者に爽快感を与えないスタイル。
見事に術中にハマっており読んでいてヤキモキしております。
それだけ読ませる作品であるとも言えるので、これが良いのか悪いのかは判断つきません。
正直なところ、その部分で合わないと脱落する人もいるかなと思いました。
なんにせよ新キャラの暗躍など先が気になる引きで終わってます。
早く続きが読みたい!

#切ない #ドロドロ #じれったい

2
2023年10月31日

ネタバレ 購入済み

面白いんだけど今までが面白すぎた。この巻は伏線かな?次巻に期待。
そしてクロノスに腹が立つ。リーダーは出来るだけ危険を回避する努力しなくては駄目。
リーダーの器では無い

0
2023年11月04日

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