【感想・ネタバレ】文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩のレビュー

あらすじ

日本人に最も親しまれてきた作家の一人である江戸川乱歩は、ミステリーや少年向け読物のみならず、怪談文芸の名手でもあった。蜃気楼幻想と人形からくり芝居が妖しく交錯する不朽の名作「押絵と旅する男」、斬新な着想が光る「鏡地獄」や「人間椅子」、この世ならぬ快楽の世界へと誘う「人でなしの恋」や「目羅博士」など、残虐への郷愁に満ちた闇黒耽美な禁断の名作を総てこの一冊に凝縮。巻末に「夏の夜ばなし──幽霊を語る座談会」を文庫初収録!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「防空壕」や「人でなしの恋」、「人間椅子」「押絵と旅する男」が特におもろかった。
「防空壕」は、あんなに綺麗な人だったからもう一度逢いたいと奔走する主人公とじつは50代の女性だったというオチが面白くて良かった。
「人でなしの恋」は一見不倫関係にあるのかと思いきや、代々伝わる人形と関係を持っていたという不気味さが良かった。半年間はすごくいい夫だったけどだんだん化けの皮が剥がれて…という段階が明確に書かれている。
「人間椅子」は前回読んだが、もう一度読むとやはり面白かった。「押絵と旅する男」は初めて読んだが、「人間椅子」と比較しながら読むのも面白そうだった。
江戸川乱歩は夢かうつつか分からない人間の怖さ、不気味さを面白く描いている作家なのだと改めて実感した。

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2026年04月11日

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