あらすじ
魔を祓う力を持つ討魔師の慶次と恋人の有生は、ようやく同棲することに。久しぶりに一緒に仕事も行い、喜ぶ有生。四六時中一緒にいるせいか、いちゃいちゃラブラブすることも多いが、ケンカも絶えなくて…!! その上、有生が同居ルールに「他の人としゃべっちゃ駄目!」と言い出す始末。そんな嫉妬深い有生が、最近なぜか眠ってばかりいる。さらに高熱を出し始め、心配した慶次は必死で看病するが…。しかも謎めいた教団や、有生の力を欲しがる敵の一族・井伊家に、慶次が狙われて!?
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新たな展開!
前巻の通り、慶ちゃんは狙われているので引っ越しをすることに!ラブラブライフの始まりです。有生さんのご家族と親しく言葉を交わす機会が増えました。まあ他はあらすじの通りなのです。で、特筆すべきは子狸ちゃんの個性を生かしたお仕事が慶ちゃんに舞い込むのです。子狸ちゃんの得意なことってそれ?なるほど!と納得します。そして大きな謎が一つ解けます。物語は更に展開していきそうなので嬉しい限りです。
Posted by ブクログ
自分が有生の弱みになるというのがわかってようやく同棲を始めた慶次。慶次を守るために強くなる有生。愛だねぇって子狸と語り合いたい。有生のクール、なんなら冷徹なのに慶次のことになったら束縛するのよい。そして夏至の試験に柚が受かってよかった。…改めて、耀司と柚の話が読みたい!
新興宗教も絡んでくるとはなぁ。まほろばの光って実際にありそうだし、人が亡くなる曰く付きの団体にも井伊家の息がかかっていたとは。柊也からも、まほろばの光とは関わらないほうがいいと忠告があり、でも従兄弟の健が信者になって巻き込まれているなら、いかないわけがないよね。
最終的には健を救い出せて良かったけど、初めて有生の精神攻撃を受けた慶次。今まで描写がなかったけど、心臓を刀で刺されているみたいな感覚なんだ、恐ろしそう。でも慶次のことになると無我夢中になる有生、すぐに謝る有生がよい。
有生の母親が、狐だの雰囲気が違った女だの言われていたけど、井伊家の者だったとは。どうりで有生が妖魔を操れるわけだ…。続きが気になる。