感情タグBEST3
レシェイヌが異能を発揮するシーンや、最後の王族2人の結婚のシーンなど、とにかく見所が盛りだくさんでした。
中でも私は間話の緑流城でのシーンに心打たれました。
最後の王族兄弟2人が瞑想すると、代々の今は亡き王族達が幸福な姿で泉に還っているのが見えるのです。
いつかレシェイヌが1人遺されたときも、こう...続きを読むして泉に還る一族と兄と逢うことで、二度と孤独にはならないから安心してほしいと、言葉を使わず足弱に伝える。
そのレシェイヌの愛の深さと、それをしっかり受け取る足弱の成長に涙が出ました。
灰色狼と最初にその名を聞いたときから、なんとも格好いい名前だな、と思っていました。その風雅な名に偽りなく、期待をはるかに越えた働きをみせてくれます。このワクワクした気持ちは何でしょうか。もちろん、この灰色狼を灰色狼たらしめる、今世王その人が物凄いわけですが。
今世王が唯一愛する異母兄危機の報を...続きを読むうけ、まさに疾風怒濤の勢いで助けにゆく今世王。今世王は無言で告げる。
狼なら付いてこい
…って。神ともいえる存在の今世王も、それを智力の限り追いかける灰色狼も、いやーかっこいい。
この物語、当然オススメです。
ある出来事から、オマエ草の栽培に力をいれる兄上。兄上の、普通に考えたら止めといた方がいいのでは?と心配になるような「したいこと」をレシェイヌと灰色狼達が叶えようと協力する。当然すったもんだあるわけですが笑、兄上の行動の裏にあるレシェイヌへの思いを知った時、あぁそうだったのかと納得。
レシェイヌの異能...続きを読むが絶大過ぎて地味に思えるけど、兄上の異能であるオマエ草も凄い(ペニシリンの発見以上に凄いのでは?)。もし12年前に王宮にあったなら、兄上は王族の絶滅を回避してたかもしれないんだ…と改めて思わずにいられない。
そして、待ちに待った結婚式。毎回ながら、表紙の美しさよ。もう読むしかない。
読み終えるまで4日くらいかかりましたが、また読み返しています。
読んでいて楽しい。
足弱の素直な心情が読んでいるとほっこりします。
灰色狼たちの忠誠心や、レシェイヌの本気を再確認できる内容でもあります。
素晴らしい終わり方ですが、また続きが出ないかなぁ、と思いました。。
紙媒体と電子書籍、毎回両方とも買ってます。紙媒体は発売日から読めるし、電子書籍は1ヶ月程遅れて発売するけど電子書籍限定のショートストーリーが読みたくて買っちゃいます。
この物語の全てに惹きつけられるから、半分読んだ時は「もう後半分になってしまった」と思い、残りの頁が僅かになったら「もう読み終わってし...続きを読むまう」と淋しくなり、読み終えたら余韻に浸りながら次はいつ発売するのかな?って前向きに考えてる自分がいる。
脇を固める登場人物達がとても良く本編以外に語られる話もこの物語の醍醐味のひとつ。続刊が楽しみで仕方がない。
設定も深くて、登場人物ひとりひとりが生きているのが最高です!
ただ単にBLものと一括りにするのがもったいないくらいです。続巻期待してますo(^▽^)o
何度も読み返した最高の小説の続編をだしてくださるなんて、本当に感激です。
内容も、読みたいと思っていたお話がつまっていて、大満足でした。
やっとの結婚式は感動的でした。
この二人はきっとずっと幸せに生きていくのだろうと感じられて、こちらも多幸感につつまれました。