あらすじ
約束だ。一緒に飛ぼう。空の最果てまで――
霧の上に島が浮かび、島々を行き交う交通手段は「空を飛ぶ」ことだけ――。
「霧妖」という魔物が棲む霧の海の上を飛び、命がけで人々の「想い」を運ぶ「武装郵便屋」の少年・ウィルと、その相棒(バディ)の不思議な少女・ジェシカの物語。
飛ぶのがヘタで風を読めないウィルと、過去の事件がきっかけで空が怖くなったジェシカ。それでも空に憧れ、飛ぶことにこだわる二人は、この世界の人々の唯一の情報伝達手段である、「封書」と呼ばれる記憶を封じ込めることができる手紙を運ぶ「郵便屋」を開業する。
ある日、二人に<夜姫>と呼ばれる少女から「届けて欲しい」と封書が持ち込まれる。しかし、厄介なトラブルメーカーである彼女の依頼が、まともな荷物なはずがなく……。
「影執事マルク」シリーズで人気、実力ともに評価される手島史詞が紡ぐ、最高に爽快な「空飛び」冒険ファンタジー。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
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上には蒼い空、下は果てしなく広がる雲界、その宙に浮く島に存在する街は真っ白な塔が互いに無数の橋が架けられ。
眼下の雲は人体には毒となる霧で、その中には霧妖と呼ばれる尖魚・翼貝・界竜らが跋扈し、人が通常活動できるのは蒼界と呼ばれる上澄みの空だけの世界。
霧はこの世界観での資源でもあり…。
また、ただの書面等ではなく、自らの欠片として刻み込んだ記憶そのものとなる封書という存在があり、それを運ぶ武装郵便屋の二人が…。
この二人、空の最果て、雲界の底へ挑む事を誓う事が契りで…。
個々の設定に既視感あれど書き連ねたい事が過多
Posted by ブクログ
絵で買ってきたけどなかなかよかったです。
とりあえずバードのおっさんはいいです。それだけに最後はさみしいですが…。
雰囲気は好きです。
あったかい感じと、熱い感じと。世界観も好き。
あとキスシーンではニヤニヤさせてもらいました。ありがとうございます。バードぐッジョブ!