【感想・ネタバレ】羽月莉音の帝国7のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この作者が好きで今のところ全部読んでいる。
理由は、現実的な(そう見える)ビジネスを扱っていること、スピード感があること、である。

本シリーズのあらすじだが、高校生5人組が、ビジネスをはじめ、そのビジネスを大きくしていく話である。
ただ、その過程に、裏切りはあるは、当然のようにヤクザは絡んでくるわ。。
なんともビジネスはおそろしいものなのだなと感じさせてくれる。
読んでいてあきない。(ただ若干、主人公達のキャラ設定がうざい。この人の本は全般的にそうかもしれない。)

さて、このシリーズについていえば、もう一つ見るポイントがある。
それは、ときどき、ある国の歴史をオーバービューするという点である。
たとえば7巻であれば、ロシアをの歴史のオーバービューを行う。こんなふうだ。

「ロシアの歴史に最初に登場するのが、都市国家キエフである。九世紀から一三世紀にかけて、キエフを中心にした地域はルーシと呼ばれ、内乱が続いていた。・・・・・うんぬんかんぬん」

こんな調子で、3000文字くらいで、ロシアという国の始まりから現在にいたるまでの歴史を非常に分かりやすくまとめている。

僕が学校の先生だったら、ロシアの歴史の勉強を始めさせる前に、まずこの部分の書き写しを10回程度させてから学ばせるだろう。
この部分だけ抜粋して教科書に乗っけたらどれほど学生たちの歴史への理解力が高まるだろうと考えずにはいられない。
こういう歴史のオーバービューをほかの巻では、アメリカや中国についてもおこなっている。
うーん、すごい。こういう要約力ほしいものだ。

ということでおすすめです。

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2011年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ロシア編。ミサイル開発からロシア側の裏切り。ロシアとの消耗戦。疲弊しきってグループ破綻の危機。次の一手は?? そんな話。

376頁

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2011年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミサイル開発技術を横取りされ、ついにロシアに通貨戦争を仕掛ける革命部。
著者の掲げた1000兆円規模のストーリーにどんどん近付いてきたw

途中、巳継と沙織の人間関係にも進展があって読み応えのある一冊だった。

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2011年06月05日

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