一世どころか何世をも風靡し続けるであろう名作オブ名作。
誰もが知っている不朽の大作がゆえに、
「実はちゃんとは読んだことないんだ……」という人も少なくないはずです。
かくいう私がその一人でした。
七つ集めるとどんな願い事も叶うという「ドラゴンボール」を、
筋肉むきむきの元気な主人公がオッスオッス言いながら集める話なんでしょ。
知ってますよ。常識ですよ。ちゃんと読んでないだけで。
そんな風に斜に構えて読み始めたのですが、……あれ？ 悟空って子供だったんだね？
天下一武道会って何回も開かれるんだね？
亀仙人ってただのすけべじじいじゃなくてちゃんと強い人だったんだね？
ドラゴンボールを集めると出てくる神龍（シェンロン）って本当になんでも叶えてくれるんだね？ そんな願いもアリなんだね？
ピッコロ大魔王やべー！ って思ってたらフリーザさまかなりやべー！
スーパーサイヤ人の強キャラインフレが止まらないーページをめくる手も止まらないー！
……と、読み終わってみればただただ打ち震え、両手をそっと構えて「……かめはめ波」とつぶやく始末。そう、歴史に名の残る名作にはやはり理由があったのです。
これを見て「なっつかしいなぁオメェそうそうそうなんだよ！」と目頭が熱くなった勢も
「まっさかー、さすがに盛ってるでしょー」という実はちゃんと読んだことない勢も
みんなでつっかもうぜっ！ ドラゴンボールっ！
感情タグBEST3
ブウ編もいよいよ大詰め！ゴテンクスとブウの闘いや、悟飯とブウの闘いが収録されてる濃い内容となってます。個人的に、天津飯の登場シーンが凄くカッコ良かったです。
学生時代から久々に集めたドラゴンボール、めちゃくちゃおもしろいです！
戦闘シーンはドキドキハラハラして結果がわかっているにもかかわらず、ついつい読み込んでしまいます！！
Posted by ブクログ 2012年10月26日
「ちきゅうじん みんな ころした」・・・って残酷すぎでしょ？せっかく、少し前にドラゴンボール使って生き返ったばかりの人もいただろうにな～
戦いは、一気にギャグまんが調で、初期のドラゴンボールみたいな印象。
強くなりすぎたブウ･･･それでも次巻で完全決着だ！
Posted by ブクログ 2011年07月25日
週刊誌に連載されていたのは、ずいぶん前の話である。子供が発売されるたびに買ってくる単行本を、ひそかに楽しみにしていたのが懐かしい。私にとって、ドラゴンボールのハイライトは、セルゲームである。と言っても、何のことか分からないと思うが、セルという怪物（怪物？ちょっと違うな。でも何と言えばよいか分からない...続きを読む）と、孫悟空・孫悟飯が地球の存亡をかけて（地球の存亡をかけて？何かこれも違うな、でも、これも何と言えば良いか分からないな。ただのケンカと言った方がピンとくるかも）戦う場面だ。戦うことに消極的だった孫悟飯が、最後にきれてセルと戦う場面は、なんとも言えず、カタルシスを感じたものである。このセルゲームで、話は完結している。ミスターブーとの戦いなどがテーマとなる続きは、むしろ、後日談とでも言うべきものであり、私自身、セルゲームが終わってからは、そんなに熱心な読者ではなくなってしまった。鳥山明は、アラレちゃんの作者でもある。アラレちゃんの話も、この孫悟空の話も、それまでのどんな漫画にも似ていない話だと思う。そういう意味で、オリジナリティの高い漫画家だな、って思っている。
シリーズ作品レビュー
