感情タグBEST3
一言でいうと、テンポがものすごく良い。
マリオの想いが画面から伝わってきて、次々とテンポ良くページがめくってしまい、あっという間に終わってしまった。
最後はどうなったのかが、とても気になり、次が読みたくなった。
Posted by ブクログ 2015年03月15日
最後まであがき続けろ。
せっかく生まれてきたんだ。幸せになってやろうじゃないか。第3章完、となったときは、この後どうすんだ…?と思った。
Posted by ブクログ 2015年07月25日
8巻くらいまで出ていた頃、本屋に並んでいた表紙を見て、大人買いした作品。
戦争が終わって間もない昭和の時代を舞台にした少年達の物語。
第1部は、6人の少年達が様々な罪で少年院へやってきて、同房になるひとりの青年と出会い、その青年を「アンチャン」と慕い、7人が少年院で必死で生き抜く話。
第2部は...続きを読む、少年院を全員出所して、「アンチャン」の教えに従って、それぞれがそれぞれの人生を歩み始める話。
で、今が第3部。
不良外国人との対決話なのだが、ちょっと長くなりすぎたかな? 感がある。
また、マリオとヘイタイ以外の登場人物の影が薄いのが、悲しい部分も。
ついでにいやあ、こんな終わり方かよ!? という驚きも。
これでどんな風に第4部が始まり、そしてどんな風に物語が収束するのか、とても興味がある。
安部譲二にそこまでのストーリーテラーとしての才能があるのだろうか(笑)。ある意味非常に心配だ。
わたしは第1部に出てきて、その後の彼らの人生を導き続けている「アンチャン」こと桜木六郎太が、誰より好きです。
「あがきつづける」ことって大切だよなあ、としみじみ思います(ぜーんぜん実行できてませんが)。