【感想・ネタバレ】RAINBOW ―二舎六房の七人― 21のレビュー

柿崎正澄 / 安部譲二

昭和28年。湘南特別少年院に入所する以前の桜木六郎太・16歳。5人の兄は戦死、復員した父も死に、母親とのふたり暮らしで肉体労働に明け暮れる彼が出会ったのは…ボクシング。プロで身を立てて母に楽をさせたいと考える六郎太は、同じジムの先輩でタイトル戦を控える迫田を兄貴分として慕っていた。

[ブクログ · ★★★★☆]

かつてあんちゃんにはボクサーのライバルがいた…
彼の名は迫田
決して良きライバルとは言えない迫田だが、互いにリングで拳を交わす事を約束していた
時は流れて現代
迫田はやくざも手が余るやくざとなっていた
迫田をリングに戻すために奮闘する7人