あらすじ
思いもよらぬ形で憧れの“王子様”の正体を知ってしまった郁は完全にぎこちない態度。そんな中、ある人気俳優のインタビューが、図書隊そして世間を巻き込む大問題に発展。加えて、地方の美術展で最優秀作品となった“自由”をテーマにした絵画が検閲・没収の危機に。郁の所属する特殊部隊も警護作戦に参加することになったが!? 表現の自由をめぐる攻防がますますヒートアップ、ついでに恋も……!?
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Posted by ブクログ
本作では郁が堂上が記憶の王子さまと同一人物と知った。 それでいて絶妙な距離をとろうと努力する。 可愛い。
社会人として当たり前な昇進試験が描かれた。ここでの主人公は意外にも手塚だ。郁は実務では一番の成績を修め堂上に認められる。このシーンは堂上が主観と上司としての2つの目線から本当に郁を認めた瞬間だった。話しかけることが出来るのなら郁に教えてあげたい。
本作は郁と堂上の諍いが少なかった。彼らの本当の信頼関係が深くなったと捉えて良いのだろう。
そしたら次作は… ムフフと言わざるを得ない。
次も楽しみに読みます。
Posted by ブクログ
郁が堂上教官のことを好きだと自覚して、時折素直に気持ちを伝えているのが可愛い。「手を握ってほしい」と伝えるなど。
堂上教官からもデートのお誘い(風?)があり、2人の距離が縮まっているのを感じてニヤニヤ。