【感想・ネタバレ】大魔法使いクレストマンシー 魔法の館にやとわれてのレビュー

あらすじ

山麓の町に暮らす十二歳の少年コンラッドは、魔術師である叔父から、「高地の貴族の館にいるある人物を倒さないかぎり、おまえの命は長くない」と言われ、その人物を探すため、魔法の渦巻く館に従僕として奉公に行くことになる。
同じときに従僕としてやとわれた、少し年上の少年クリストファーも、やはり別の目的を持って館に来ていた。
きらびやかな館の中でともに苦労しながら働くうちに、実はクリストファーは、別世界からやってきた強大な魔法使いだということがわかる。
二人は館の屋根裏で、異世界の不思議な塔に通じる扉を見つけ…?

「魔法のファンタジーを書かせたら第一人者」「ファンタジーの女王」と評価の高い、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表連作「大魔法使いクレストマンシー」の一作。
英国風の貴族の屋敷を舞台に、のちにクレストマンシーとなるクリストファーの十代のころの冒険を、年下の友人の目から描く楽しい作品。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

外からみたお屋敷!従僕見習い!少年クリストファーとのやりとり。たまらないです。ずっと読んでたい、と思えます。
そして花婿付き添いの仲!

ミリーは理想と違う学校で、ちょっと可哀想で、そこらへんのイギリスの学校にすればよかったのに!と思いましたが、なんとかなってよかった。

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2016年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大魔法使いクレストマンシーシリーズの一応5作目。
ここまで何冊かこのシリーズを読んであるからこそ楽しめる部分が沢山ありました。物語の設定的にここまでの5作品の中では一番好きかも。
またしても、ちょっと頼りない男の子が主人公ではありますが、頼りないけれど心はまっすぐで優しいのが良いです。そして、身近な人に酷い人がいて、勧善懲悪なのもパターンですが安心して読めます。

ネタバレの内容ですが、変化が起こるたびに、世界の様子が変わるので、想像するのが大変ではあるけれど、だからこそファンタジーの醍醐味があるように思います。また人物描写が面白くて、それも想像する楽しみがありました。
クレストマンシー城に来る前のクリストファーと、大人になったクリストファーしか知らないので、成長過程のクリストファーに会えたのは良かったです。ちょっと気障ったらしくて高慢なのが玉に瑕ですが、本質的にはミリーを助けようと頑張っている一生懸命な男の子だし、あの頼りなくて他力本願だった彼を思えば、成長したと思います。きっと悪い部分もこれから直して成長していくのだろうと思って、物語になっていない裏側に思いを馳せました。

シリーズの他の作品も、物語前半のペースが遅く、後半に向けてスピードアップする感じがありましたし、ラストの展開の面白さがあると思いましたが、この作品も、ラストの大団円に向けての展開にスピード感もあり、華やかさもあり、大掛かりなお芝居を観ているような感覚がありました。うん、アニメとかじゃなく、映画とかの実写で観たら面白いかも。他の作品より、前半の面白さが私にとっては大きかったです。

それにしても「風の脚」」とか「業の主」とかがイマイチ掴みきれませんでした。あれって、どういう生き物(生き物だかもわからないけれど)でどういう設定のものなのだろうか。もしかして、この作者の他の作品を読むとわかるのだろうか。
あと、本のタイトルの邦訳、巧いですね。これ「コンラッドの運命」とかだったら、ピンとこないし惹きこまれない気がします。訳者の作品への愛を感じました。

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2013年10月14日

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ネタバレ

再読。「クリストファーの魔法の旅」から成長した姿を年下のコンラッド目線で書かれているが相変わらずと言えば相変わらず。特に他のキャラクターから描かれるクリストファーがちょっと新鮮で、キザなところが余計に目立って面白かった。コンラッドがまた良い子でみんなに好かれるのも良く分かった。それにしても邦題は本当に素晴らしい。「コンラッドの運命」じゃなくて良かった。

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2013年06月04日

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ネタバレ

うーん、クリストファーってこんな高飛車に育っちゃうの?
大ショック( ・ัω・ั; )
主人公とクリストファーのその後の話がもっと読みたくなるなぁ。

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2011年12月07日

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ネタバレ

私の頭の中で、
ジブリの映像が映し出されるほど、
わくわくがあふれている作品。

どうしても館が舞台のため、
展開が限定された話になるのだけれど、
途中で意外な世界の広がりを見せるし、
ラストで館から飛び出すことで、
それまでちょっと停滞していたお話が
一気に動き出して心が動かされる結末へと
むかっていくところが好き。

子どもが自立していく姿を
見事に描いているなと思う。

自立していくためには、
家族から離れ、別の場所で
試練を乗り越えていかなければならない。
もう一つ大事なことは、
象徴的に親殺しをしなければならない。
なぜならば、
子どもはそれまで親の定めた運命に
乗っかって生きてきたから。
自分の人生を生きるためには、
それらを壊さなければならない。

そんなことをちゃんと描いている。

ところで特に心に残ったのはラストの
母親とゲイブリエルの会話。
「私のもとに誰もいなくなってしまう」
「人のことをかまわない人間は
 おうおうにしてそうなるものです」

まさにその通り。

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2026年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

クリストファーはミリーをを助けようっとやっきになっていたり、ミリーはクリストファーを見直したり…お互いを意識しはじめた2人の恋模様にニヤニヤしっぱなし。

コンラッドの可能性を身内は引き出せなくて、異世界から来た人たちに助けてもらう。作者・ダイアナさんのお決まりのワクワク感。コンラッドの可能性は何かな、何かなっと先が気になって最後まで楽しめた。

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2011年03月20日

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ネタバレ

(「BOOK」データベースより)
山麓の町に暮らす十二歳の少年コンラッドは、魔術師である叔父から、「高地の貴族の館にいるある人物を倒さないかぎり、おまえの命は長くない」と言われ、その人物を探すため、魔法の渦巻く館に従僕として奉公に行くことになる。同じときに従僕としてやとわれた、少し年上の少年クリストファーも、やはり別の目的を持って館に来ていた。きらびやかな館の中でともに苦労しながら働くうちに、実はクリストファーは、別世界からやってきた強大な魔法使いだということがわかる。二人は館の屋根裏で、異世界の不思議な塔に通じる扉を見つけ…?「魔法のファンタジーを書かせたら第一人者」「ファンタジーの女王」と評価の高い、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表連作「大魔法使いクレストマンシー」の一作。英国風の貴族の屋敷を舞台に、のちにクレストマンシーとなるクリストファーの十代のころの冒険を、年下の友人の目から描く楽しい作品。

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2012年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

クレストマンシーの幼少期。それはいいんだけど、語り手が今までの登場人物じゃなくてがっかり。
クレストマンシーとミリーの二人の仲がちょっと見れて満足。
そして焦っているクリストファーが貴重すぎる。

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2013年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大魔法使いクレストマンシーの一作。主人公はコンラッド。

このシリーズはクリストファーといい、大人に振り回される子供がかわいそうすぎる。子供を利用して悪事を企む大人の多さに絶望しそうだ。
今作のコンラッドも金に汚い叔父や無関心な母に振り回される。業が悪いなどだまされて進学する道を閉ざされ、変な屋敷で働くことにされるなんてむちゃくちゃだ。クリストファーとミリーの件は双方のコミュニケーション不足、屋敷でこき使われるのはそれが仕事なのだからそれほど酷いとは思えないが、コンラッドの進路の件はかわいそうすぎる。
可能性の世界を操って悪巧みをする一家は最終的に罰せられるのですっとはする。後、今更ながらキャットの時代にクリストファーの奥さんがミリーだったと気づいた。コンラッドも出てきてたりしたらおもしろんだけれど。

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2011年12月03日

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