あらすじ
竜司の元に届けられたDVD。そこには爆弾とともに緊縛された紗由美の姿が映されていた。環境ビジネス「エコウインドウ」とホームレス惨殺事件の関係を追っている矢先だった。恋人の爆死まで七二時間! 警視庁“モール”も捜査に乗り出すが、霞ヶ関の本庁舎にロケット砲が打ち込まれる。首都機能は麻痺し、終末へのカウントダウンが始まった!!
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Posted by ブクログ
特許をめぐっての恨み合い
儲ける事への執着に巻き込まれて影野
紗由美さんや古谷の弟テツが犠牲になったが解決。
自分の周りの人間が死ぬことに責任を感じつつも責任の取り方が分からず悩む影野だったが、物語が動き出してからは迷いを感じさせないスピード感が心地良く読み応えがあった。
影野の紗由美さんへの誠意が見れてよかった。
Posted by ブクログ
ヒロインが爆弾に縛られ、タイムリミットあり、最後の爆弾解除といい、ベタベタすぎる内容だったけど、嫌いじゃない。しかしホントにベタだなぁ。
Posted by ブクログ
もぐらシリーズ、6作目。
もともと派手な展開がお約束だったとは言え、今度は警視庁の建物にロケットランチャー??しかも、紗由美が爆弾で緊縛、、、、。裏表紙の文句を読んだだけで、げんなり気分になってしまったのだけれど、せっかくここまでシリーズを読んできたので頑張って読んでみた。
読んでみると、やはりテンポも良く、意外とスラスラ読める。紗由美が拉致された場面も、すでに過去の経験があるからか度胸も据わっていて、力強く感じた。素手での格闘描写も今野敏先生ばりになかなか。意外と楽しめたけど、やっぱり終盤の展開はハチャメチャ過ぎて、、、ロケットやら何やらが出てくるともう何だかよく分からない。
で、エピローグ。これってどうなの??的な展開で逆にビックリ。中途半端って、今更??これまでどれだけ人が死んでいると思ってるんだろう、、、、。しかも、黒幕的な人間がこの人?怪しげではあったけれど、何とも言えない小物感、、、、。全く面白くないわけではないけれど、最終作に向けてのワクワク感はあまり感じ取れなかった。