あらすじ
相変わらずわがままな実に我慢できなくなった拓也が放った言葉「実なんか大っ嫌いだからねっ!!」直後、榎木家の幸せを粉々に打ち砕く出来事が――!?
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交通事故で母親を亡くした小学5年生の拓也。幼い弟の世話に奮闘しながら家族とともに成長していくハートフルホームコメディです。
登場人物が多いのがこの作品の魅力のひとつ。皆魅力的かつ個性が強く、それぞれが“問題”や“悩み”を抱えています。それは家庭問題やいじめ、学歴や将来についてなど、非常に深刻なテーマといえます。たとえそれが他人からすれば小さな悩みであっても、当事者がどう感じるかが重要であるということを感じさせられます。
中でも私が特に忘れられない話は、大家族の長女にフォーカスしたストーリーです。末っ子と16歳離れていることが何を意味するのか。一緒に過ごせる時間の短さや将来の不安など、悩みは日に日に増すばかり。そんな彼女の不器用だけど家族思いな性格に心を打たれました。
きっと自分を重ねたくなるキャラクターに出会えるはず。そして読み終えたとき、あなたの大切な人に会いたくなるでしょう。老若男女問わず、すべての人に読んでいただきたいです。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
ラストの話には…やられた。
今までの物語をふりかえったときに誰の目線できてたのかを知る…そして涙。
家族全員で育んできたんだね!
ぜひ〜