【感想・ネタバレ】赤ちゃんと僕 9巻のレビュー

交通事故で母親を亡くした小学5年生の拓也。幼い弟の世話に奮闘しながら家族とともに成長していくハートフルホームコメディです。
登場人物が多いのがこの作品の魅力のひとつ。皆魅力的かつ個性が強く、それぞれが“問題”や“悩み”を抱えています。それは家庭問題やいじめ、学歴や将来についてなど、非常に深刻なテーマといえます。たとえそれが他人からすれば小さな悩みであっても、当事者がどう感じるかが重要であるということを感じさせられます。
中でも私が特に忘れられない話は、大家族の長女にフォーカスしたストーリーです。末っ子と16歳離れていることが何を意味するのか。一緒に過ごせる時間の短さや将来の不安など、悩みは日に日に増すばかり。そんな彼女の不器用だけど家族思いな性格に心を打たれました。
きっと自分を重ねたくなるキャラクターに出会えるはず。そして読み終えたとき、あなたの大切な人に会いたくなるでしょう。老若男女問わず、すべての人に読んでいただきたいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月04日

広瀬くんが机が欲しい理由が素敵だ。

旅行先で怪我をするの災難。前も寝込んでいたし気の毒だ。
自転車の後ろに乗るよう提案してくれる藤井くんは恰好良いなぁ。
交代で二人乗りしようと思わないのかな?とは思うが
ちびっ子たちのために先に帰るという提案が出来る森口も偉いと思う。

鳥の話、嘘を吐く実も駄目だ...続きを読むが、成一夫妻には腹が立つ。預ける方も持って行く前に確認をするべきではあったが、生き物に対する責任感が全く無い。実が事情を説明しなくても大人なのだから、鳥を探すための方法はいくつか分かるだろうに。
似た鳥を買って返せば良いという感覚が気味が悪い。

宮前の話は寛野先生と藤井くんがひたすら良いが
宮前は非常に嫌い。
歩み寄るかにみせかけて傷つけて去り、それだけに飽き足らず友達に嘘を言いふらしておいて
結局また謝って許してもらうつもりなのだろうか。
藤井がベタベタに拓也を庇うのではなくて、彼の正義感で動いているさっぱりしたところがいかにも彼らしくて好きだ。

文化祭の話、滅茶苦茶ではあるが友也はとても好きになった。

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