【感想・ネタバレ】資本論 経済学批判 第1巻 IVのレビュー

あらすじ

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日経BPクラシックス 第11弾
カール・マルクス(1818-1883)が生前に出版された第1巻の最終分冊。
『資本論』のなかで最も有名な「第24章いわゆる原初的な蓄積」を含む「第7篇 資本の蓄積過程」の第21章から第25章までを収録する。

「第1章商品」から展開されたマルクスの論理は、

・貨幣がいかにして資本に変容するか
・資本によっていかにして増殖価値が生み出され、増殖価値からいかにして、さらに多くの資本が生み出されるか

を考察してきた。
ここでは、資本主義(マルクスの用語では、資本制的生産様式)の出発点となる資本の原初的な蓄積の歴史を詳述する。

圧巻は「第23章資本制的な蓄積の一般的過程」。特に第5節「資本制的な蓄積の一般法則の例示」では、イギリスの
資本主義を支えた産業労働者の貧困化について熱い思いをこめて叙述している。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

理解できたとは到底言えないけれど遂に資本論第1巻を読み終わった。
理論だけではなく、時流のジャーナリスティックな記載も満載。
マルクスに学ぶならば、資本論を金科玉条とするのではなく、弱者の声に耳を傾け自分で理論を構築する必要があるのではないか。なぜみんなマルクス、マルクスと言って現実を見ない?

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2022年10月23日

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