あらすじ
ぼくは下町の不良だった──つねに新しいことに興味を持ち、過去を振り返るのは年寄りの証拠というJ・J氏も、読者の強い期待に答えて、子供時代のことを書かないではすまされなくなった。甚一少年の青春を育んだ下町の情緒を伝える、自伝抄を一冊にする。
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Posted by ブクログ
子ども時代の小網町。中学の英語教師の思い出…。甚一少年の青春を育んだ東京下町の情緒を伝える。『ワンダーランド』『宝島』『読売新聞』掲載の自伝的文章をまとめる。1979年刊の新装版。
(「MARC」データベースより)
資料番号:010820173
請求記号:910.2/ウ
形態:図書
Posted by ブクログ
#昌文社 #植草甚一 自伝
日本橋小網町で過ごした幼少期の記録。流行を常に探し続けている感じ
「最初は商人の息子という題にしよう」
「こうしてぼくは嘘つきになった」
「こうしてぼくは与太者にされた」
「こんどいいものを見せるよとニューヨークで約束したんだ」
「それでも自分が見つかった」など
章タイトルが秀逸
洋書の古本や散歩の話が多く出てくるのは 想像できるが、関東大震災や姉のことを語るのは 新鮮。MJBコーヒーと ブドウ餅は 今もあるのか?
「下町育ちの人間が社会情勢に影響されて暗い気持ちになっていく〜関東大震災の影響を受けて〜こづかいがない。だからケチ臭い人間になっていく」
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
[ 目次 ]
1 植草甚一自伝(最初は商人の息子という題にしよう;小網町の電信柱に大坂甚兵衛はも料理とかいてあった;こうしてぼくは嘘つきになった;下町の不良少女と小学校のきれいな先生;こうしてぼくは与太者にされた ほか)
2 それでも自分が見つかった
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