【感想・ネタバレ】植草甚一自伝(植草甚一スクラップ・ブック40)のレビュー

あらすじ

ぼくは下町の不良だった──つねに新しいことに興味を持ち、過去を振り返るのは年寄りの証拠というJ・J氏も、読者の強い期待に答えて、子供時代のことを書かないではすまされなくなった。甚一少年の青春を育んだ下町の情緒を伝える、自伝抄を一冊にする。

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Posted by ブクログ

子ども時代の小網町。中学の英語教師の思い出…。甚一少年の青春を育んだ東京下町の情緒を伝える。『ワンダーランド』『宝島』『読売新聞』掲載の自伝的文章をまとめる。1979年刊の新装版。
(「MARC」データベースより)

資料番号:010820173
請求記号:910.2/ウ
形態:図書

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

#昌文社 #植草甚一 自伝

日本橋小網町で過ごした幼少期の記録。流行を常に探し続けている感じ

「最初は商人の息子という題にしよう」
「こうしてぼくは嘘つきになった」
「こうしてぼくは与太者にされた」
「こんどいいものを見せるよとニューヨークで約束したんだ」
「それでも自分が見つかった」など
タイトルが秀逸

洋書の古本や散歩の話が多く出てくるのは 想像できるが、関東大震災や姉のことを語るのは 新鮮。MJBコーヒーと ブドウ餅は 今もあるのか?

「下町育ちの人間が社会情勢に影響されて暗い気持ちになっていく〜関東大震災の影響を受けて〜こづかいがない。だからケチ臭い人間になっていく」

0
2024年07月20日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]


[ 目次 ]
1 植草甚一自伝(最初は商人の息子という題にしよう;小網町の電信柱に大坂甚兵衛はも料理とかいてあった;こうしてぼくは嘘つきになった;下町の不良少女と小学校のきれいな先生;こうしてぼくは与太者にされた ほか)
2 それでも自分が見つかった

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

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[ 参考となる書評 ]

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2010年06月13日

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