あらすじ
【挿絵あり】風邪で寝込むヴィクトリカを学園に残し、故郷の姉に頼まれた〈青い薔薇〉を買うため首都ソヴレムにやってきた一弥は、そこで謎の人間失踪事件に出くわす。食い違う証言。消えた部屋。そして高級デパートに潜む闇の正体とは…!? 一方、ひとりぼっちのヴィクトリカは、熱と退屈と、寂しさにうなされていた。「久城、め……ほんとに、出かけたのか……」──離ればなれの二人が事件の真相を紡ぎ出す、極上ミステリー第3巻!
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Posted by ブクログ
一弥は日本に送ってほしいと姉に頼まれたいくつかの文房具を買いに、首都にあるデパートにやって来た。
ソヴュール王国に伝わる秘宝〈青い薔薇〉を模したガラスの文鎮が、そこにしか売っていないと聞いたから。
しかしデパート内で迷子になった一弥が見たのは、囚われているとおぼしき少女の姿。
警察に届けたものの、デパートに戻ってみると、店員は誰も一弥を見ていないと言い、一弥の証言通りの部屋などどこにもないのであった。
とはいえ読者には、絶対的にこのデパートが怪しいのがわかる。
けれども、いつも謎をすいすいと解いてくれるヴィクトリカは、今回風邪でダウンしているため不在。
一弥ひとりで謎を解くことができるか?
できるわけもなく、高熱のヴィクトリカを呼び出しては、ヒントをもらうわけで。
悪意はなくても、迷惑なやつかもしれないなあ。
亡くなったヴィクトリカの母の秘密を知る人物の姿もちらりと出てきたり、セシル先生もただの担任ではなさそうだし、女子二人からの好意に全く気付かない一弥の鈍感ぶりもいよいよ極まって来たし、続きが楽しみ。
あ、デパートが裏でやってたことって、その当時実際にあったんじゃないかなあと思う。
もしかしたら今でもあるのかもしれない。
でもデパートが組織的にっていうのは、相当やばいね。
Posted by ブクログ
この辺りから若干うろ覚えだった感じ。
読み終わってからそう言えばそう言う話だったかとか。
多分、この次辺りからは見てないような気もするので、
その辺りも楽しみ。
でも、その前にGOSICKsが先かな?
Posted by ブクログ
gosick3
賑やかな首都に立つ高級デパートの舞台裏に潜む闇と連続人間消失事件。
ヴィクトリアは、寝間着に久城からもらった浴衣を着て腹出して寝たため、風邪ひき中。かわいくないくしゃみが、かわいいんだ。
久城は首都のデパートにかいものに行き、事件に巻き込まれる。電話でヴィクトリアと連絡をとり、解決に至る。