あらすじ
【まるで、全てを飲み込む深淵みたいだ…。】
深淵の底・サブリエにてハンプティ・ダンプティと契約せし罪深き魂。
忘却の彼方に潜みし、その真実に気づいた時、己の信念に従い其は選択する。
魂の消失、それこそが救いであるかのように――――…。
(C)2011 Jun Mochizuki
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
エリオットがカッコ良すぎて切ないです。ヴィンセントは悪ではないのだろうな…そう思う。何が悪で何が正しくて敵は誰で味方は誰なのか…物語はどこに行くのか見当もつかない。とにかく続きが気になる。
Posted by ブクログ
まるで、全てを飲み込む
深淵みたいだ…。
「ハンプティダンプティ、オレはおまえの全てを否定する」
エリオット格好良すぎて、そして悲しすぎて立ち直れなかった。
Posted by ブクログ
お気に入りの一冊になりそうです。
この巻はなんといってもエリオットの生き方と、ヴィンスの望みでしょう
強いし凛々しいエリオットに憧れていて大好きだったヴィンスが切なかったです。
そしてナイトレイ公へ向かい刃を向けた彼。あの子が誰かのために復讐するような印象がなかったので驚きました
さて、そして気になること。
シャロンはエイダちゃんによってヴィンスがどう想われているか知った訳ですが、何も行動には出ないのか、ということです。
心配だ、と叫んだエイダちゃんを目にし驚いた表情はありましたが、敵に騙されている、と思うだけなのでしょうか?
それとも何も思わないのか・・・
あのパンドラの世界は不気味な人間関係だと思います
自分の一番好きな人にしか心から感情を示さない・・・
ヴィンスはもとよりそういった感じで紹介されており、気にはなりませんが、オズ側が自分たちもそうなのにヴィンスを否定するのが不気味です・・・
ところで、誰があの城でのことを伝えたんでしょうか・・・想像7割、真実3割なのではないかと最近になって思い出しました。
しかし、グタグタになって終りそうな予感がするのは気のせいなのか・・・
初期と設定がなんとなく変わっている気がします・・・
Posted by ブクログ
☆3.82011年11月25日
長く続いてきた「かの国」の話が一区切りつき、多くの謎も明らかになった巻でした。まさに物語りも佳境に、という感じで盛り上がってもいます。区切りがつくためか、ついたためか、内容は切なさ全開でした。それぞれの登場人物を思うと、色々な人の願いや気持ちが、切ないです。ただ、みんな誰かを思って、願っているだけなのに、どこかボタンの掛け違いの様になってきて、上手くいかないんだなって感じで。
過去は変わらないもの。それが変わるかもしれないという夢が、不幸なんだなと思いました。同じ人は、二人といないという真実も、また然りだと思うのです。
Posted by ブクログ
話がどんどん動き出し始めて、これからどうなるのか気になります。
そして、今回は泣けました…っ。エリー、めっちゃカッコいい!ただのツンデレやと思ってたけど、彼がすごく好きになった一冊。