【感想・ネタバレ】となりの関くん 9のレビュー

「ファンタジスタ不要論」。1990年代にその言葉が聞かれるようになってから、ロベルト・バッジョを始めとする数多のファンタジスタたちはその存在意義を問われた。
しかし!現代の日本に、とびきりのファンタジスタが現れた。
その名も関くんである。もちろんサッカーマンガ、ではない。
関くんが教室で織り成すトリッキーな「遊び(暇つぶし?)」の数々に、我々は魅了され、時に鋭いツッコミを入れたくなるだろう。関くんにツッコミを入れたくなったら、ぜひ彼の横の席の横井さんとツッコミ対決をしてほしい。彼女が心の中で繰り広げるツッコミのスピードと着眼点は、関くんのトリッキーな動きに負けず劣らず、珠玉の輝きを放っている。
サッカー好きのあなたにも、お笑い好きのあなたにも、もちろんマンガ好きのあなたにも、自信を持ってオススメできる作品である。
テレビアニメ化、ドラマ化もされているので、そちらも要チェック!(書店員・アンコウ)

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ほのぼの

2021年06月20日

横井さんが関くんの上を行き始めてる。熱量的に。
いつの間にか、関くん一家と関わってるんですね(笑)
結局、宮沢賢治のアレは何だったんだろう。。確かにあんな感じはする。

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Posted by ブクログ 2017年03月04日

ヤー、なんか、改めて感心してしまった、というか。誰が9巻まで続くなんて考えていたことでしょう。おばあちゃん関くんかわいい。/<このままじゃ凍死!関くんが机の上で死んじゃうよ〜!>←このバカバカしさよ……。

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Posted by ブクログ 2016年09月09日

 相変わらずスケールの大きな授業サボりが楽しめるシリーズも9巻。マンネリの感は否めないが、色々な角度で楽しみを提供できるように工夫されているのはさすがだろう。
 今巻の注目は関くんの両親の登場だろう。お父さんはそれとなくおまけで出没してくれているぐらいだが、お母さんの方はガッツリ一話分登場している。...続きを読む
 関くんの小憎たらしい性格と比べると、お母さんや妹の可愛らしさは非常に対照的である。今回の話でのお母さんなどは、面倒くさい性格だなあと多少思わされる面もあるが、愛らしさのある風情である。

 今回も安定した笑いを提供してくれている。とはいえ、笑いの角度がどうしても同様になりがちなため、星四つで評価している。
 こればっかりは作品の性質上、ある程度仕方がないところがあるだろう。

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