【感想・ネタバレ】ココロコネクト10 アスランダム 下のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ココロコネクト完結編。

いやいや、もうよかったよ、ほんと。
展開はいつも通りでしたが、やはりいつものカタルシスが心地よすぎた。

そして最後の王道展開!
安心させられながらも、どんどんページが進んでいきました。

結局この小説は心から楽しませていただきました。
ラストの短編集がただただ楽しみです!

0
2013年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメ化されて、アニメから入りました。
物語的にかなり面白いかなって。
ホントは最初から読むつもりだったんだけど、ワケありでlastの上巻からというトホホな読み方に。
ま、アニメ化されてたのを見てたのである程度は判っているし。

最終章の上巻。
ふうせんかずら から『もう現れない』と宣言されて4ヶ月後。
事件が再度起きる。
最初は周りの人の声が聞こえなくなるという現象から。
実はコレが始まりで。
ふうせんかずら の仕業ではないが。
第三が・・・絡んで、太一達は『記憶を消される』という爆弾を抱える事になる。
消される。抹消。
起きた事、事象、事柄等。
コレって、自分が自分でなくなってしまう事になるのでは?
既に 入れ替わり現象 や 欲望解放 が学校で起こり始めてた。
太一達は必死で阻止しようと。
自分達の爆弾を抱えながら対処しているが、後手に回っている。
さぁ、どうする文研部。
折角カップルとして公認された稲葉と太一が別れないように。
lastで太一の妹が ふうせんかずら に一部始終を見せられ。
それから、学校から先生初め一緒に来た(?)伊織の母親と姿を消した。
結局伊織の母親は学校から帰ってたんだけど。

物語は終着点へと向かう。
 ふうせんかずら を従えて『文研部』1年も同行して、第三の『皆が消えた世界へ』と。

後半開始。
ガタガタと異空間へと足を踏み入れ。
一年、二年がそこに居た。
自宅に居たヤツ等、寛いでいたヤツ等、分からないうちに制服で、学校内。
無事文研部も合流。
一瞬にして消える友達。
そして生徒会による『殴り合えば異空間から居なくなれる』と言う言葉を実践するヤツ等。

文研部が怪しいと噂を流され、白い目で見られながらも。
文研部は地道に『人の心に訴えかける』と言う戦法に出た。
勿論数は少ないが多少は同意してくれるヤツも居た。
そして、藤島麻衣子。彼女の本音がその場に居た全員に響く。
無事脱出。
それにはオマケがついていた。
全員の記憶はなくなるが、文研部の皆の今までの経験もなくなった。
・・・違和感を覚えながらの2週間。
ほんの些細な出来事をきっかけに文研部は記憶を取り戻す。
ふうせんかずらの種。
そして、ふうせんかずらの賭け。
文研部は無事に全ての記憶を取り戻す。

記憶を取り戻し、やっと太一は姫子を名前で呼んだ。

大団円。

コレ、実際、自分がなったらかなり怖い。
孤立空間に3日、実際には一秒たりとも動いてない世界。
外との連絡は取れず、制服にシワも寝癖もなく。
腹も減らず、喉も乾かない。
パニックを鎮めるために東奔西走する生徒会と文研部。
lastは半泣き。

0
2013年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ココロコネクト10作目、完結編。

全ての人間に現象が起きている『孤立空間』。
終わらせる条件は「皆が一つになること」

『強制終了』を避け、皆で脱出するため動く文研部。しかし、次第に限界を迎える生徒達。
生徒会長、香取により『強制終了』を脱出の手段として提示され、友人同士で互いに傷つけあう生徒達。
そして現象が起きていないことがバレ、敵視される文研部。
守りたいのに、真実を話せず、信用されず、追い込まれるメンバー。
それでも諦めず、奮闘することで、世界は少しずつ変わりだす。

人を一つにするには、集団をまとめるには、結局のところ対個人としてよびかけるところから始めるしかない。当然といえば当然だけど、大抵の場合「皆、○○しよう」と集団として呼びかけてしまうのではないだろうか。

世界を動かすことは難しくても、人を動かすことは出来なくもない。けれど、すこしずつ人を動かすことが出来れば、世界を動かすきっかけになるかもね。

今回の物語は規模が大きすぎて違和感あったけど、根幹部分は同じ。きっと、「心を繋ぐこと」「絆を信じること」は人間だけが持つ力なんだろう。

各章のタイトルも感慨深いものがあるけど、何より「ココロコネクト」というタイトルはこのシリーズそのもの。心を繋ぐ、ココロコネクト。
とにかくお疲れ様でした。
どうやら短編集が出るらしいので、その辺で一人孤独な永瀬と宇和&円城寺の話を見たいです。

0
2013年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ココロコ最終巻です。
まさに自分が上巻の感想で書いてたことをひしひしと感じる
最終巻で、感無量!は感無量なのですが…

うーん、ひとつ納得いかん!
やっぱり、伊織たんが少し置き去りになってる気がします。
結構物語内で1番ひどい目にあっていた気がする子だと
思うんですが、色々な意味で彼女がちょっと置いてけぼりだった
気がします。
稲葉んも好きなので結末はとても嬉しいのですが、彼女がどんどん
いいとこを取っていくようになった感も。
この物語でクライマックスになっているシーンでも出てきますが、
1巻の最後の挿絵、あれが物語のキーになってましたね。
(中身が伊織たんの稲葉んと太一のハグ。
絵的には稲葉んv太一に見える)

そんな彼女のその後などが最後の短編集で見れるか
気になります。

今回の主役は、栗原さん&唯たん!と思います。
親友=心友、はまさに一生の財産ですね。
心友・唯たんの言葉に奮い立った栗原さん、凄く凄く偉い!
いじめなどの陰湿な行為ををやめるときに一番勇気がいるのは
「おかしい」って言う子だと思いますが、本当に本当に偉い。
これが出来る子が1人でもいる限り、世の中は捨てたもんじゃ
ないと思います。

あと、ある意味一度も悪役にならなかった円城寺さんも1票!
終盤のあの展開、泣けました。

上記のようなことを含め、学生生活って人生に必要なもの=
授業では教われないものがぎっしりありますよね。
それを知ることが出来るというのは本当に幸せだと思います。

伊織たん一押しだったので、★-1です。
こういう子が1番救われて欲しい今の世の中。

0
2013年04月27日

「男性向けライトノベル」ランキング