【感想・ネタバレ】ココロコネクト6 ニセランダムのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ココロコ本編5巻目、通巻6巻目。
前回の「クリップタイム」で加わった二人が主役です。

今回は、本の250ページあたりまでが苦痛でした。
ビフォアーの千尋君のイラつくこと。
イライライライラしまくった答えを、紫乃たんが突きつけ、
それが彼の胸にすとんと落ちるシーンにはスカっとしました。

人に向こうもこっちもないに決まってんだろゴルァァァァァ!
と思いながらも、彼の愚かな考えを責めることが出来ない、
おそらく読んだ人の誰もが彼のような想いを少なからず抱いている
というこの鋭さ。参りました。

そして、紫乃ちゃんも千尋君も乗り越えていきますが、
それくらいの力のある「人の言葉」。
安く使ってはいけないなぁと思わせますねぇ。

それにしても5人は先輩らしくなりましたね。
そして1年生コンビ、中々凄いぞ。
パワーアップして「7角形」で迎える次巻も楽しみです。

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2012年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新入部員の千尋が文研部の5人に対し、千尋を他の人と錯覚させるようにできる現象。
ふうせんかずらから力を授けられる。
今回は新入部員の千尋、紫乃のお話。
千尋が生意気すぎて、最初の方はイライラ。
稲葉が脱がされるときはピークでイライラ。
千尋の失敗により、太一、唯の文研部の記憶がなくなったときは唖然。
まさかの事態は、読んでいても青くなりました。
いままでで一番の被害かも。
最終的には、紫乃の活躍により、千尋も改心。

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2016年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

二年に進級し、後輩も 一応 紫乃と千尋、二人出来…
だけど、クラス替えで姫子と太一は別れてしまった。
姫子は青木と同クラスだが、他は皆一緒。
文句タラタラな姫子が可愛過ぎ。

体育祭前に事件はあった。

今回の ふうせんかずら は新入生を対象にした。
ペンタゴンをかき乱せと。
次々に標的にされるペンタゴン。
けれど。
翻弄されながらも絆はシッカリしているペンタゴン。
話し合ってその絆はなお強くなる。
ふうせんかずらがけしかけたのは二人の新入生。
紫乃は拒絶し、千尋は引き受けた。
千尋が滑り止めで受けた山星高校。千尋は満足してなかった。
だからこそ ふうせんかずら の話しに乗ったのだ。
けれども。
ペンタゴンを潰す事はおろか、自分の身もヤバい。
ついに、バレたとき、唯と太一は倒れた。
部活の事を『一切覚えていない』という現象になって。
勿論後輩の事等一切覚えてない。
すったもんだの末に ふうせんかずら との交渉の末、唯と太一の記憶が戻り、紫乃と千尋は詳細にペンタゴンに話す。

体育祭。
姫子に言われて千尋は『負けたら坊主』と厳命を受ける。
優勝は千尋のクラスだった。
千尋は坊主は免れ、クラスにも馴染めた。
志乃は踏み出せない一歩を踏み出す事が出来た。

太一は考える。
人が変われたのに関われたのなら、凄いと。
姫子は震える。
太一が居なくなった世界を。


一年生の成長物語。
ふうせんかずら の存在を知って、それでいて部活残留してくれる。
世界を変えるのは自分だと。
見方を変えれば それで世界は変わってくるのだ と。
あはは。青いなー。
自分も覚えがあるからなー。
懐かしくなりながら読み終えました。

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2013年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ココロコネクトシリーズ6作目。

主人公は新入部員の宇和千尋と円城寺紫乃。
今回の現象は、千尋が他人に自身を別人と誤認させる力を与えられて始まる。(千尋命名『幻想投影』)
いつもの5人からすれば偽者を見せられるわけだが、築いた絆と信頼でもって千尋の目論見は崩される。
打ち負かされた千尋の失態により、太一と唯は文化研究部に関する記憶を失う。

新人2人の成長の物語。
どうしようもない超常現象を契機としてるけれど、どうしようもなく青春の物語。
世界に絶望したり、
周囲のせいにしたり、
自分に言い訳したり。
けれど、そんなことに意味は無くて、結局自分で考えて行動するしかないよね。
っていう青臭い結論に至る物語。

確かに、世界はいつだってあるがままに存在しているし、
何かが出来ない理由は大抵自分の中にある。
けれど、それを理解した上で先に進める人ってそうはいない気がする。

いやはや、青春ですなぁ。

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2013年03月20日

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ネタバレ

ついに身内から敵が。
しかし相変わらずふうせんかずらが何者なのかさっぱりなままだなぁ。
そろそろ何か手がかり出してくれないと、進展がないように見える。
ストーリーも基本的には「変なコトされて何やかんやあったけど友達信じてたら何とかなりました」ばかりだしな。

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2012年05月13日

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ネタバレ

もっと彼らの話を読んでいたくもあり、終わって欲しくもあり。
ふうせんかずら=読者を楽しませるために踊らされ続ける彼らが、ますます可哀想に思えてしまいました。
今回は実行犯が人間だったせいか、普段より強く”悪意”が際立っていたように思えます。
彼らにとっては前々巻で終わっていたほうが、あるいはいっそ1巻で終わっていたほうが良かったのかもしれません。
しかしもっと彼らを見ていたいと思うあたり、自分もふうせんかずらと同じなのでしょう。

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2011年12月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回、旧メンバーの5人はメインから外れ、新メンバーの2人がメインの話。
ストーリーとしては、旧メンバーの関係を壊そうと、ふうせんかずらが暗躍するが、やっぱり5人の絆は強かったよっていう内容。
今巻では千尋の成長が著しく、今後のストーリーではキーマンとなりそうな気がする。
ただ、今回は、既刊と比べると現象の効果が薄く、もう少し5人の人間関係を壊しても良かったんじゃないかと思う。

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2011年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

千尋がとんでもなくうざい。千尋によるNTRものといっても
さして問題は無いように思える。
千尋がうざくてうざくて仕方がないので、あのまま救いもなく、
地獄の底で永遠に苦しんでいればよかったのにと思います。
100歩譲って、禊が足りてるとは思えない。

あの作品が牧歌的で、脱落者がいないお話であるのは理解しているし
そこが良い点であるかもしれないが、
そうであっても紫乃と対比させる作品構成上、彼女と結果の差があって
しかるべきだと思います。
彼らがほぼ同じゴールに至ってしまうのは納得し難い点があるので、
やっぱり地獄に落ちるべきだと思いました。

おそらく、彼にとって適切なゴールは、ふうせんかずらに
なり下がる事であるように思えます。

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2011年11月08日

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