【感想・ネタバレ】濤の彼方 妻は、くノ一 10のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ついに来てしまった最終巻。
終わってしまうのが勿体無いような心持ち。

彦馬が江戸を離れてしまったし、手習いの子供たちも居ないので
ほぼ全編が本筋をなぞる展開。
その中にひとつだけ出てくる謎解きに関わって
懐かしの金蔵銀蔵が出てくるところはサービス精神か。
暫く平戸に行っていた雁二郎の再登場シーンもらしくて笑った。
この後の怒涛の展開を考えると気を抜けるのはここまでだが。

鳥居耀蔵が途中で放ったらかしにした四天王との最後の死闘は
息も切らせぬ展開だった。
流石の雁二郎にも大ピンチが訪れるのと
最後の最後に川村真一郎が取った行動には吃驚だった。
考えてみれば、このシリーズは最後の最後まで
そういう驚きやどんでん返しがあちこちにばら撒かれていたような気がする。
そしてラストは納得の大団円。
というかここまで彦馬と織江に困難を降りかからせておいて
ハッピーエンドにならなかったら閻魔様に舌を抜かれるんじゃないか(爆)。

後記がついていたのは嬉しかったのだが
どうせならこんなに駆け足ではなく、もっと細かいエピソードが欲しかった。
ちなみにこの後記を読んで初めて
自分が時代設定を20年ほど後に見誤っていたことに気がついた。
ふたりが日本を出た頃には既にペリーが浦賀に来てたと思ってたよ。
よく考えれば将軍が家斉だってことでその前に気付きそうなものだけど
その辺の突っ込みは無しの方向で(爆)。

それにしてもヒコ・ツインスターって…微妙(爆)。
まぁ確かに直訳するとツインスターだから間違いじゃないんだけど。
ヒコじゃなくて普通にヒコマでよかったんじゃねぇの???(笑)。

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2013年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

長い道のりを乗り越えた再会よかった~。迷い苦しんで闘ってきた姿を見てきたから、毅然と名乗る織江の決意を秘めた船上の登場に胸がスッとする。
雁次郎始めおもしろい登場人物ばかりなので、完結は嬉しくお別れは寂しい。
脇役一人一人にまで作者の愛着が伝わってくるような良い作品だった。

0
2013年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

妻は、くノ一シリーズの最終巻です。
七夕の日、彦馬くんと織江ちゃんは再会できました。

後記はなくて良かったと言う人がいるかもしれないけれど、らじはラストにその後の二人が書かれていて良かった。
苦難の末に再び結ばれて、人生50年を共にした二人が、恋だけではなく名前のない例えて言うなら愛のようなものを感じる日が来るために、この10冊の物語があったんだな…ってお話だったから。
まさに徳永英明おやびんの最新シングル『名前のないこの愛のために』の世界じゃないか!
このお話をドラマ化して、おやびんの曲を主題歌にすれば良かったのに!

……って思ったら、来年の4月放送スタートで本当にNHKのBSプレミアムでドラマ化なんだってね。
復帰したばかりの市川染五郎さんが主役だとはビックリ!
本編の最後に彦馬くんを「決して歌舞伎役者にはなれそうもないけど」って描写するシーンがあるのに(笑)
ちょっと楽しみにしています。
恋がしたくなる素敵なお話だったよ♪

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2012年12月01日

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ヤキモキしながら読んだ最終巻。
最後の最後までハラハラしましたが、彦馬と織江が無事に会えて良かったです。

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2019年03月08日

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ついに終焉を迎えましたね。最後の争闘を繰り広げましたが、最後は彦馬と織江が無事再会することができてハッピーエンドでとても良かったと思います。(再会した後の後日談はまぁあってもなくても良かったと言えますが)
全体的にはスッキリした内容で良かったのですが、やはり後続の別刊も読んでみたくなりました!

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2014年04月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 彦馬と織江は、幽霊船で 再会するが 徳川四天王との大乱闘で 長崎奉行のお預かりとなる 結局 この夫婦は 松浦静山のすすめでオランダに渡航するが 数年後 この夫婦がたどり着いた所はアメリカであった 怒濤の勢いで紡がれた物語も是で終わる 興奮の連続で 忍びの苦しさが通じて来て 夫婦仲の睦まじさを感じる物語であった 

 追記 50年後 自転車を売り込みに 日本に滞在するのだが名前の由来を見抜けなかった 雙星=ツインスター 彦馬=彦星 織江=織姫 七夕繋がりだったのね 気がつかんかった それで物語の展開がこうなったのね 感想文マップを書いたけれど難しくて苦労しました スーパーマインドマップは ようかけんわ

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2012年11月29日

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彦馬さんも織江さんもめでたしめでたしだけど、こちらも終わってしまって寂しいです。『最後の剣』の「あとがき」で風野さんは「鳥井耀蔵がよく自分の小説に出てくるのは自分が似ているので」と書いてある所に笑うような、納得するような・・・でもこの彦馬さんや徳川竜之介を描ける風野さんは素敵な人だと私は思います。

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2011年10月06日

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ついに最終巻。やっと、巡り会えた二人は、何と海外へ!
そしてアメリカでは、ペリーと会い、明治になってから、日本に帰ってくるとは!
予測しなかった結末。これも、ありか(笑)
別巻もそのうちに読んでみよう。

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2014年02月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ完結!!
大団円です。ちょっと、苦境に立たされていた演出の割に、都合良過ぎな気もしましたが、彦馬と織江の場合ハッピーエンドが一番です。
後記は無くても良かったような、良くなかったような・・・。

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2013年07月28日

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