感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
この巻も面白かったです。
呪術師寒三郎に狙われた織江、一時は取り込まれてしまうかと思われましたが、彦馬への愛の力で気力を取り戻し反撃に出ます。一方彦馬はある謎を通して、静山の娘の静湖姫と近付きになります。変わり者と言われる彦馬に惹かれ始めたような静湖姫。織江と彦馬の二人はこれからきちんと再会出来るのか、それはどんな形でやってくるのか、益々続きが楽しみです。そして織江の危機を救った雁二郎はやはり手練れの忍なのかしら。彼の正体も先の楽しみの一つです。
Posted by ブクログ
彦馬と織江の実際の距離にはあまり変化がないものの
いろんな横槍が交錯してふたりの立ち位置を無理矢理ずらしていく、という趣。
事は急激に動かないのだが、幽霊船やら占いやら
今後を暗示する緩やかな仕掛けが見え隠れしている、という意味で
この巻は重要な位置付けにあるということか。
今回は2巻に続いて手習いの子供たちが大活躍。
その謎解きを通して、彼らの成長を見せるところが心憎い。
そして、初登場の静山の娘の静湖姫は完全なる横槍要員だと思われる。
彦馬と連れ立って歩く静湖姫を見て動揺する織江が可愛くてきゅんきゅんした(何)。
川村が差し向けた第2の刺客は呪術師寒三郎。
織江は呪術師だと判っているのにその呪術にかかってしまうのが恐ろしい。
そこを救うのがまたしても雁二郎なのだが、
前巻で明らかになったことよりも更に驚愕の事実が曝される。
この言い回しが大袈裟ではない辺りが雁二郎の底知れなさなのだろう。
Posted by ブクログ
幽霊船騒動があったものの、彦馬の方には特に大きな動きもない、謎解きの日々。
織江の方には第二の刺客が送り込まれます。
静山の娘の静湖姫も登場したり、雁二郎の見せ場が格好よくなったりで、目が離せません。
最後、また気になる所で終わるなぁ。