あらすじ
学園祭のテーマに〈戦国学園祭〉が決まり、鈴原泉水子、相楽深行たち生徒会執行部は、夏休みに宗田真響の地元、長野県戸隠で合宿をすることになる。初めての経験に胸はずませる泉水子だったが、真響の生徒会への思惑がさまざまな悶着を引き起こす。そこへ、真響の弟、真夏の愛馬が危篤だという報せが届く。三つ子の一人である真澄によって真夏は次元の向こうに取りこまれ、大きな災厄が……! 最高傑作、RDGシリーズ第3巻!!
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Posted by ブクログ
3つ子の実家、戸隠へ。
立地や歴史が気になる。。
熊野古道とか有名だけれど、長野や東北方面の昔からある場所にも行ってみたい。
3つ子の真澄の存在理由が明らかに。
結構驚くべき事だと思うのだが、さらりと受け入れる主人公や周りに、そういった環境にいるのだなぁ、と改めて。
大人があまり介入していないように思えたが、そう思わせているだけなのか。。
Posted by ブクログ
もどかしさはまだまだあるけど、でも距離は確実に近づいてるかな!若干嫉妬的な表現もあったしw
巻が進むにつれて泉水子の成長を感じれる。まず口数がかなり増えてる。自分の意見が確実に言えるようになってる。これで丁度半分終わったし、どんな展開になっていくか楽しみ。
Posted by ブクログ
泉水子ちゃん戸隠に合宿に行く編。
おともだちの真響・真夏・真澄きょうだいにフォーカスがあたっているこの巻。
高柳をたやすく取り込んだ真澄の正体は「神霊」の一部であり、その一部は愛馬をなくして心を弱めた真夏をも取り込もうとする。
泉水子が自分にできることを考えて、初めて積極的に姫神の力を使おうとするのがこの巻。
相楽くんが、じわじわ泉水子への好感度を上げてきていてすごくかわいらしい。
相変わらず姫神の正体はわからないままなんだけれど、和宮→真澄ときちんとステップをふんでわかりやすく概念を説明してきてるから、物語が進んでいけばわかるんだろうなあ、という安心感のもとで読める。
早く続きを!というタイプの物語ではないんだけど、
読めば絶対におもしろいし、穏やかににこにこ読めるような、そういうシリーズですよね。RDG。