【感想・ネタバレ】そして誰もいなくなったのレビュー

あらすじ

その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作! 新訳決定版!

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アガサ・クリスティーの最高傑作ともいわれる作品。刊行されたのは約70年前だが、今もなお評価が高い。映画化もされており、ファンでなくとも、作品名を聞いたことがある方も多いだろう。
「クローズド・サークル」(外界との接触が断たれた状況で起こる事件)の代表作としても有名で、孤島に招待された男女が一人ずつ殺されていく設定が秀逸だ。「この場所から逃げられない」という状況に加え、殺人予告となる童謡の歌詞がさらに恐怖を煽ってくる。が、登場人物が消えていく中、犯人は一体誰なのかと推理をめぐらせるのは、実に楽しい。小説の結末は映画と異なるため、映画を見たという方も、ぜひ手にとって楽しんでいただきたい。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

アガサ・クリスティー没後50年ということで、学生時代に読んで以来、数十年ぶりの再読。
説明不要の傑作はいつ読んでも色褪せることがないね…

ラストの告白文については、その存在についても何も覚えていなかった。
あんなに詳細な犯行の説明あったっけ?霧が晴れてスッキリしたような、ずっと霧の中にいたかったような複雑な気持ちになった。

あと、「十角館の殺人」はほんとにこの小説をめちゃくちゃオマージュしてるんだなーっていうのを改めて実感した。

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2026年01月28日

匿名

ネタバレ 購入済み

て、天才すぎません!?唸ってしまう程によく出来た作品で、まるで自分自身がこの孤島に閉じ込められているような、正体不明の殺人犯が今にも現れそうな…そんな恐ろしい気分にさせられます。推理小説が好きなら是非とも読んでみて欲しいアガサ・クリスティーの傑作です。

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2025年07月31日

ネタバレ 購入済み

最高のミステリ小説、ここに

 ミステリ小説ではあるあるなのかもしれないが、本のページをめくってすぐに書かれていた登場人物の名前の数に、最初私は圧倒された。果たして話についていけるだろうか、そんな不安を抱えていたが、しばらくしてそれは杞憂であることに気づいた。本書では、兵隊さんの童話の通りにテンポよく人が死んでいくため、徐々に覚える名前が減っていき、作品の後半からは、ページをめくるスピードが早くなっていたように感じる。それはそれとして、次に内容について話していこうと思う。一言で言えば、最高である。確かに、時代が時代ではあるため、孤島から脱出する手段が一般人が運転するボートしかないことは、読者からしてみればまず引っかかる点ではあるが、それは読み進めていくにつれて、脳裏から離れていった。なぜなら、物語は「ボートが来る、来ない」から、「誰が犯人か」、へと変わっていき、読者をこの変化にうまく導くところは、さすがはアガサ•クリスティーといったところだろう。そして、「誰が犯人か」についてだが、最初私はマーストンと、アームストロングが犯人ではないかと考えていた。その理由としては、マーストンの死を断言できる者は当時アームストロングしかおらず、仮にマーストンとアームストロングが裏で繋がっていて、マーストンが生きているとしよう。その場合、アームストロングは他の皆の注目をそらして、自分の部屋にマーストンを隠れさせ、いざという時に、ミスブラントや、マッカーサー将軍を、彼をして影で殺させていたのかもしれないからだ。しかし、結果は、そうではなかった。なんと、犯人はあの判事であったのだ!さすがの私も、最初は作り話にも程があると憤ってはいたが、判事の織りなすトリックが明らかになった時、私はあまりの華麗さに脱帽した。ミステリ系の作品の一つとして、私は名探偵コナンを例に挙げるが、アガサ•クリスティーの作品はコナンとは違い、読者に犯人を探す上での鍵を、犯人が明らかになる前に、全て提示している。そうすることで、読者は本を読みながら犯人についての可能性を無限に推理することができ、そうすることでミステリ系作品の醍醐味をこの上なく味わうことができる。ちなみに、私はアガサ•クリスティーの作品に触れるのが今回初めてであるため、今後も色々な作品に触れていこうと思う。最後に、長々となりましたが、失礼します。

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2022年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

清水俊ニさんの和訳のを先に少し読んだが
私はこっちが読みやすかった

外国人の名前が慣れてないのと
登場人物が多くて
なかなか名前が覚えられずてこずった
内容がなかなか入ってこなかったけど
ラストスパートが劇的に面白かった!!

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絶海の孤島が舞台、訳アリ登場人物、どれも日本のミステリーで読んだことある!と思ったけど、これが元祖なんだと大感動!ミステリー読み始めるなら1番最初におすすめしたい

(本編感想?)
名前と役職が結びつかぬ!何回もカバーの人物紹介見返した
マザーグースになぞらえて殺人が起きるとは知ってたけど思った以上に人がどんどこ死んでってエ〜!?とウケた
マザーグースの内容もすぐ忘れちゃうから次はどうやって殺されるんだっけ?と何回も確認しながら読んだ
普通あんだけ連続して人が死ねば死に物狂いで外に出ようとしそうなもんだけど結構みんな落ち着いてそうで、精神疲弊してると動けなくなるもんなのかねー
エピローグで犯人と動機と手順が分かったけどだいぶアッサリ終わっちゃったので大満足はしなかったかも

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初の方は登場人物の名前が覚えづらいが覚えたらすらすら読める。
最後まで犯人が分からなかった。
一人また一人と殺されていく様子に、その場にいるみたいにドキドキした。

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2025年12月18日

A

ネタバレ 購入済み

面白いには違いないけど

面白いことは面白いのだけど
結局犯人の思いどおりになってしまうのが
気に入らないところです。
犯人に共感できないので。

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2022年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以前に先に『十角館の殺人』を読んでいたため、オマージュ元であり世界的ベストセラーとも言われる本作は、いつか必ず読んでおきたいと思っていた一冊だった。

そのせいもあってか、読みながら内容やトリックに強く驚かされたり、いわゆるどんでん返し的な純粋な感動を味わうことは正直できなかった。しかし、多くの館もの・クローズドサークル作品の原点とされるだけあり、閉ざされた状況の作り方や童謡をなぞって進行する殺人のアイデアはやはり画期的だと感じる。
また、最後に犯人自身がすべてを自供する形で謎を残さず終わる構成も含め、約100年前に書かれた作品とは思えない完成度の高さで、名著と呼ばれる理由に納得した。

一方で、現代の読者としてどうしても引っかかったのは、逃げ場のない孤島で次々と人が殺されていくという極限状況にもかかわらず、登場人物たちの精神的な動揺や焦り、恐怖があまり伝わってこない点だった。
たとえ見ず知らずの人間同士だとしても、「次は自分かもしれない」と思えば、もっと精神的に追い詰められ、狂っていきそうなものだが……と、読みながらずっと感じてしまった。

とはいえ、登場人物たちの独特な口調や、「気つけ薬」としてやたらと酒が登場する描写などは、当時の文化や価値観が反映されていて興味深い。
この作品が発表された当時、まさにミステリーの大革命が起きていたのだろうな、と想像させられる一冊だった。

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2026年02月06日

ネタバレ 購入済み

クローズドサークルの金字塔

色んな小説を読む前にこの小説に出会ってたら凄く面白かったんだと思う。ある意味でこれの焼き増し、上位互換みたいな小説が沢山ある(十角館の殺人とか)から特別面白いとは思わなかった。けどこの本から全部始まったんだと思うと凄い。よく分からん正義漢の自殺がオチっていうのも在り来り。この本が原点なのは分かるけど、今やこの本をもとにより面白い作品が多すぎて刺さらなかった。

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2025年05月03日

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