あらすじ
草薙護堂は未だ神殺しにあらず。 草薙護堂(くさなぎごどう)は祖父の友人を訪ねるため、イタリア・サルデーニャに来ていた。その地で不思議な少年と出会い、友誼をはぐくむ護堂。だが、そこに現れた魔術師を名乗る少女・エリカとの出会いによって「神」にまつわる事件に巻き込まれることに…。草薙護堂は如何(いか)にして神を殺し、魔王(カンピオーネ)となったのか。そのはじまりの物語が遂に明かされる!!
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神殺し
ただの高校生で有った草薙護堂が如何にして神殺しに至ったか…
ようやく語られます。
草薙護堂と記憶喪失の不思議な少年との出会い。
草薙護堂とエリカ・ブランデッリとの最悪の出会い…
草薙護堂がカンピオーネとなった時の物語。
Posted by ブクログ
基本的に誠実な少年が神と神の力を覆す話。3冊目。
ここでやっと語られる、初めての神殺しの話。
その割には、わりといつものカンピオーネ。
敵を知り、その敵の知識をもって敵を倒す。
十分に面白かったが、1、2巻で引っ張った形になってしまったもので、もう少し無茶な奇跡が欲しかった気もする。
ちゃんと積み重ねるのがスタイルなものでか、もうひとつカッ飛ばない。
基本的にはかなり面白いシリーズだと思う。
護堂が自分のやりたいこと、目的を持つようになると、もっと応援しやすくなるとは思うのだが、それもうこのシリーズが終わる時ということになってしまうのだろうか。
うまく両立できると、素晴らしいのだけれど。