【感想・ネタバレ】沈まぬ太陽(一) -アフリカ篇・上-のレビュー

あらすじ

広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命――。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける!

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Posted by ブクログ

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面白いの一言に尽きる。ページをめぐる手が止まらなかった。恩地のカラチ勤務の過酷さが想像を超えており自分がその立場だったら逃げ出してていたと思う。そのくらい劣悪な環境だった。当時の大企業の雰囲気や団交の激しさ、容赦ない左遷人事がリアリティに描かれており大企業の人事は非情なものだと痛感させられる。一方で恩地についてはもう少し上手く立ち振る舞いが出来れば風向きを変えられたのではないかと思ってしまう部分もある。正しさだけでは組織では生きられないことを説得力を持って描かれている。
八馬のように経営者側と持ちつ持たれつで関係を築きながら出世していく委員長が多い中で組合員のために自我を犠牲にして闘う姿は何度も胸を打たれる。家族と会社に挟まれ静かにもがき苦しむ恩地に何度も胸が痛み途中読むのが辛くなった。

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やばいやばいやばい。
おもしろいおもしろいおもしろい。

山崎豊子さんの本は、「白い巨塔」「女系家族」「華麗なる一族」などを読んで来ましたが、なんとなく文章(特に会話の部分)に古さを感じて、おもしろいんだけど読むのに疲れる…という感じでした。
しかし、しかし! (一人盛り上がる)これは、比較的最近に書かれた物だからなのか、その古臭さがまるでなく、もう夢中で読みました。
恩地元のやってることは正しい、まっすぐで正しくて、こうあるべきなんだろうけど、やっぱり私は妻と子供の母親としての目線で見てしまうので、「私たちのためを思うなら、もうちょっと妥協しても…」と感じてしまう。
でもそれじゃあダメなんだよなぁ…。

困ったなぁ。これ、5巻まであるのに、うちにはこの1巻しかなく、しかも読み終わってしまった。
今日、急いで4冊まとめて買ってこなければ!!!
これは映画化、「不毛地帯」はドラマ化されてますね。
不毛地帯も読んだことないから、こちらも買いかしら…。

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2023年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気読みできる。現実を忘れて、読書を楽しみたい方におすすめ。主人公がどこかで報われて欲しいと思いながら読み進める。

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2025年04月23日

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