【感想・ネタバレ】横浜ネイバーズのレビュー

あらすじ

横浜・中華街、四川料理の名店「翠玉楼」は来月で閉店を迎える。いずれはオーナーの座を継ぐつもりでいたロンこと小柳龍一は当てが外れ、毎日することもなく、ぶらぶらと暇を持て余していた。二十歳を超えたからって、まだ将来なんて決められない。そんな働く気も夢も、何もない彼の元に次々と厄介事が持ち込まれる。それはロンが〈山下町の名探偵〉と呼ばれていたからだ。「何も手にはもっていないけれど、それでも」──大きな共感を集める等身大のヒーローが誕生!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

地元横浜が舞台の小説ということでなんとなく読み始めたこのシリーズなんだけど、文字なのに情景がはっきりイメージできて、読んでいてすごく気持ちがいい。

とくに3番目の「ベアードマンの亡霊」は描写も秀逸ながらも緊迫感や息遣いさえも感じられて、可能な限り他の雑事を後回しして一気に読み耽ってしまった。

場人物のキャラもしっかりたっていて、登場人物が多いわりにごっちゃにならずストレスなく読み進められる。

誰が読んでも面白い本だと思う。
著者の岩井さんは私の最近の一押し作家さんです。

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2025年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

横浜市の中華街に住む少年の探偵小説。

僕自身たまたま横浜(しかも中区)で育ったので、登場した地名から雰囲気がイメージ出来てとても楽しく読めました。

主人公が高校時代にとある事件を解決したという事から始まり、各章の依頼者から過去の実績を出され、不本意ながらその依頼を受けるという導入が毎回面白かったです。

主人公は探偵のセンスが勿論ありますが、協力してくれる仲間(警察官や、sns運用のプロ、アーティストなど)に恵まれているなと感じました。

最後に気になる伏線(ロンの両親、ヒナの本性)も貼られていました。次作もとても楽しみです。

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2023年04月21日

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