あらすじ
憧れの人ラルフと結婚し侯爵家に嫁ぐことになった伯爵令嬢のセシリア。だが、夢見ていた結婚式の当日に、ラルフから彼の幼馴染であるアンジェラとの同居生活を告げられる。一度は受け入れたセシリアだが、わがまま放題のアンジェラと、彼女ばかりを優先するラルフに愛想をつかし、侯爵家からの脱出、そして離婚を決意する。軟禁生活からどうにか脱けだした後、頼るあてのないセシリアに手を差し伸べてくれたのは幼馴染である若き宰相補佐・アイザックだった――。冷たかったはずの彼は、追ってくるラルフからセシリアを守ってくれて……。酷すぎる新婚生活から華麗に脱出! 旦那様、この慰謝料高くつきますよ? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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は~スッキリ!
面食いヒロインが騙されて酷い目に合っちゃった、って話です。読みごたえがあるのは婚家を脱出してからの離婚裁判で勝利を勝ち取るまでのストーリー。夫は悪気も無いが頭も無い、有るのは根拠の無い自信だけ。顔面の威力も直ぐにうすれ愛も枯渇! それにしても慰謝料高額!いいな~。海外ならともかく日本じゃ考えられないもんな~。
問題の幼なじみみたいに縁も薄いのに他の家に入り込んで支配するって犯罪日本にもありましたよね~、支配して虐待して殺していくって犯罪。人の良いのも大概にしないと真っ黒な人間どこに潜んでるか分かりません!
取り敢えず妥当な断罪でした。 面白かった!
面白かった
面白かったの一言に尽きます‼️
居候の女性を優遇して妻を後回しにしている夫なんて私でもごめん被ります
悪気がなくても妻を蔑ろにしちゃ男としてどーなのよ?
アンジェラも悪意があるしセシリアの実家からの支援がなけりゃ生活していけない事理解していたのに。
ヒロインを支援してくれた従兄や弁護士、家族や商会の力はもちろん、彼女自身が不遇な環境に立ち向かう女性で最後まで一気に読めました‼️
既婚女性なら共感できる物語です
裁判の結果は予想つくけど、その後10年後の2人が対照的。読後感がとても良かった。私のお気に入りです。
いやー、面白かった!
冒頭からのセシリアに対するラルフとアンジェラの言動が腹立たしく、ムカつきながら読み進めた。また、嫁ぎ先の女性使用人たちの態度。本当にありえない。
執事のジェームズだけはセシリアの価値をしっかり理解していたので、逃がさないように必死だったのが滑稽だった。
アンジェラは、その名前とは正反対に悪夢のような女性だったと思うし、それに肩入れしていた者達が落ちぶれる様がスカッとした。
ただ一つ可哀想なのは、あれだけアンジェラを優先させていたラルフが、本当にセシリアを想っていたんだろうということ。気付くのが遅すぎて自業自得だけれど。
一途なアイザックの想いが成就して良かった。
スッ、素敵でした❤
幸せの涙で終わりました。コミックをみたら面白すぎて、原作を読みました。ちゃんと丁寧に夫側のその後も書かれていたので、大満足です。嫌な夫(ラルフ)だけど、少し可哀想な気もしました。夫(ラルフ)にはしっかりものの姉御妻みたいのをみつけて、あらためて幸せになってなってほしいな、と個人的には同情しました。
プライドだけは一丁前の癇癪持ちの旦那&悲劇のヒロインもどきの幼馴染、前半は本当にイライラさせられましたが誰にも文句を言わせない立ち回りでのざまぁ展開にスッキリしました!!
タイトル買いして
一気読みしてしまいました。
面白かったです。
色々感想を書こうと思うのだが、うまく纏めることが出来ず、書いては消しのループにハマってしまっている。
とにかく、一気読みするほど面白かったです。
新婦より幼馴染を優先する夫
ありえない!マジありえない!それなのにお互いに恋愛感情はないとか、どれだけお花畑なの!?裁判で離婚が決まった時には安心したけど、その後の2人の人生の差が見事に分かれて面白かった。
一気読みがオススメ
続きが気になって一気に読みました。旦那様アホなの??いや、むしろ嫁ぎ先の家が皆アホなのか??ってぐらいのクソどもでした。ヒロイン、よく無事にあのクソ屋敷から逃げ出した!!よく頑張った!!
そして、アイザックお兄様、良いタイミングで毎回邪魔が入る…wwえっ、ここまで邪魔が入るの??!って思うぐらい邪魔が入るww
その後の話は、凄く人間臭かった…。良い意味で人間味に溢れた話だったと思う。
いつもは曖昧に、鉱山で奴隷生活や送る〜で終わるのにリアル感があった。私はこの終わり方好きですね。
人間味に溢れた話とか、人間臭い話が好きな人にはオススメです。
いろんな人間を見れて面白いですよ。
結婚した旦那とその幼馴染との関係が密すぎて読んでてイライラが続いた後ざまぁな展開でハッピーエンドまで書いてくれているので読んだ後スッキリしました
嫁ぎ先に幼馴染みの女性が住み着いているとかどんな地獄?
夫となった男も使用人達(一部除く)も妻より厚かましい寄生虫女を優先するとか何事?
旦那様サイドは馬鹿しかいないのか?一部除くの執事も後出しジャンケンさながら時すでに遅し。
胸糞悪さ全開の序盤を経て緊迫の裁判シーンへ。物語の盛り上げ方も上手くついつい前のめり。
そして十年後。他人の不幸を心から望むわけでもないが、妥当な結末と言えるだろう。
ざまあ、面白かった
前半の邪魔者扱いにイライラして、中盤までのクズ夫の思い込みに恐怖しましたが、それからのざまあ楽しかったです。幼馴染の女もしっかり制裁受けててホッとしました。
個人的に1番お気に入りキャラはエピローグで大活躍の執事さんです。
一気読み
多分WEBで読んでいたのですが忘れていたのでしょう…読んで良かったです!まぁありがちなんですが主人公が幸せになって良かったです。ガーランド一家も最後それなりの団欒を囲めて良かったと思います。ラルフについては賛否あるかと思いますが。
幼馴染?
憧れの彼と結婚したら、幼馴染がくっついてきた。
しかも、幼馴染の陰謀で、使用人達は、みんな、幼なじみの味方。
でも、そこで、泣き寝入りしないヒロイン。たくましいし、賢い。
ヒロインが、頑張った。えらい。
そしてハッピーエンド。
良かったね。
Posted by ブクログ
裁判の結果が想像ついているとはいえ、そこにたどり着くまでの、特に前半の展開が読んでいてしんどかった。
分かっていても、しんどい、というか気持ち悪い。
ラルフとアンジェラの関係性の異常さというか不気味さというか。
セシリア、味方が一人もいない状況で、よくぞあの前半戦を耐えた!
ラルフの無自覚の無神経さと馬鹿さはさておき、アンジェラがただ病弱を演じ恋に溺れる馬鹿女ではなかったことも怖かった。
ラルフの家が借金まみれなこと、セシリアの実家からの援助がないと楽して暮らせないことを十分に理解していた。
だからラルフとセシリアの結婚を容認したし、最終的に二人の子作りも許可した。
彼女が欲しいのは、自分を甘やかしてくれて楽して暮らせる環境。
その相手がイケメンなら尚よしという。
言葉が悪いのを自覚して言うが、屑キャラである。
誰が見てもセシリアが置かれた状況は異常で離婚を認めるのも当然なので、離婚裁判の結果は火を見るより明らかである。
この裁判のシーンがスカッとできるので、前半の苦しさを払拭するために何度も読み直した。
いやもう何度読んでも癒される。
ここでセシリアに全く非がないという展開にもっていってないのもよかった。
白い結婚を貫くために、脱出までの二週間は夜の営み回避に挑発を使用していたので。
ここを裁判官がどう判断するのか、詳しくは本編にて。
勿論、ざまあ展開はそのあと訪れる。
一番ざまあを食らったのは、ラルフの家の使用人たちだったかもしれない。
残念ながら同情の余地はないが。
ラルフの家の財政事情とパワーバランスを知らなかったとはいえ、女主人を総じていじめるからそうなるのだ。
アンジェラに対してセシリアが与えた「温情」がアンジェラにしてみれば最恐の「おしおき」になったのもスカッとできてよかった。
セシリアとしては、良かれと思ってやったのに……本人の預かりしならないところで最大限の効果を発揮したのがもう、申し訳ないけれど笑えた。
印象的だったのは、セシリアの裁判後の幸せな時間よりも、ラルフたちの後日談の方に本編ではページ数を割かれていた件。
セシリアの未来はさらっとの紹介に止め、ラルフとアンジェラの改心の違いを描いていたので。
このラルフとアンジェラが対照的だった。
ラルフは自分がセシリアにしてきたことを身をもって知り、きっちり罪を自覚し、最終的には晴れ晴れした気持ちで未来を見据えるようになる。
一方で結局成長しなかったアンジェラの未来は……それも詳しくは本編にて。
でも、流石にセシリアの未来の話があれだけでは、一応頑張ったヒーローが可哀そう……だったせいかは分からないが、セシリアサイドのより詳しい話は番外編に。
一応ピンチになると助けに来てくれたヒーローではあるけれども、本編中はどうにも影が薄かったので。
凄腕さんの筈なのに、セシリアを前にするとヘタレというか、残念ぶりが酷くて。
やっぱり番外編はヒーローに対してのご褒美だったのだろうなあ。
スカッとはします!
大体そういう方向性になるのかなぁと予想はつきましたが、ラストの着地点は大分想像と違えることになってたので、2人やその周りの人たちにイライラしながらも、テンポよく読み進められました。
うーん?
なんかどこかでみたことある話の流れだなーと思いました。主人公は、権力だけ持ってる勘違い親父とただの自己陶酔男とヒロイン症候群女に巻き込まれちゃった感じです。
個人的には、婚家から逃げ出して実家に戻ったときに主人公のお兄さんに言われた、男を見る目を養え的な一言に尽きるのでは?と思いました。
顔じゃないんですよ、と頷いてしまいました(笑)
最後は法廷バトル。裁判官のおじさんがいい味出してくれました。
匿名
うーん
ラノベ歴少ないので初見の作家さんです。
タイトル買いしました。
私、案外優しい人間なのか?甘いのか?最後ここまでざまぁだと逆に心が痛い。無知と優しさと思い込みが罪なのはわかるけど救いが無さすぎてモヤってしまった。
確かにセシリアは可哀想だったし、ラルフ最低でした。ただ、ものすごーくばかなだけで心腐ってないのに落としすぎ。ここまで落とすならもう少し嫌で最低な男なら良かった。
匿名
誇れるものは古い家系というだけで世間が見えていない父親と気が弱いだけの母親。その息子は両方の性質を見事に取り込んだボンクラでしたね。最後の最後、なんとか生きていけそうでよかったですね。
特に目新しい感じはありませんでしたが、作者様は頑張ってまとめておられたと思います。
無事に
どうしようもなく弱い、押しの強い人にさからえず、言いなりになって結局人を傷つける。が印象に残りました。
アンジェラの更生は無理でしたでしょうし、ラルフはもともと悪人というか想像力がたりない。
こんなではなかったと逃げたセシリアですがもともと味方が強かった。
無事逃げ切れて良かった。
現代と同じ?
すごく面白くて一気読みです。
悲惨な結婚となってしまったヒロインが離婚を掴み取り幸せになるまでのお話です。
元旦那とその幼馴染、使用人のはてまできっちりと転落していきます。それは自業自得なのでしょうがありませんが。炭鉱奴隷まで落ちなかったのはヒロインの慈悲ですよね。
スッキリしたい気分の時に読むのがベストです。