【感想・ネタバレ】損料屋喜八郎始末控え 牛天神のレビュー

あらすじ

山本一力デビュー作の人気シリーズ、待望の第4弾!

深川に巨大な安売り市場が出来、このままでは地元の店が打撃を受けてしまう。
悪徳商人一味が動く情報をつかんだ喜八郎が行動に出る。

人情の待ちで二千坪の土地を牛耳る黒幕。
今宵このときから、戦は始まった。
絵図を描いたのはこの男、喜八郎!

解説・大矢博子

※この電子書籍は2018年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

棄捐令、寛政元年に118万両の借金が帳消しになったのだが、人々はお金を使わなくなり経済が疲弊して民は苦しんだ
深川富岡八幡宮の氏子たちが集会で誓ったのが、無駄な事への倹約は大事だが、暮らしに入り用な金を惜しむ事は自分の首を絞める
このご時世だが本祭りをはじめ町の誰もが今まで通リの御金遣いをして、融通し合って仕事と給金を工面し、余裕のある店は什器を始めこことばかり新調をしたりした
深川ぐるみで助け合ったこの繋がりが、悪巧みをする者の企みをくじけさせたのだ

新型コロナ禍の今こそ必要な考え方(´・ω・`)

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2021年03月02日

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