【感想・ネタバレ】子産(下)のレビュー

あらすじ

謀叛に巻きこまれ、子国は果てる。3年の長きにわたり喪に服した子産はその後、苛烈なる改革者にして情意あふれる恵人として、人を活かす礼とは何かを極め、鄭と運命をともにしていく。時代を超えることばをもった最初の人・子産とその時代を、比類なき風格と凛然たる文体で描く、宮城谷文学の傑作長編!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻の前半は、ちょっと読みづらく感じてしまった。しかし子産という人を描くのに、父親の子国という存在は省略できないのだなと、読み進めていくうちに著者の思いをじっくりと味わうことができて、素晴らしい作品だった。もっと春秋時代の理解を深めて再読したい。日本の政治家にも読んでほしい。
巻末の解説も良かった。

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2022年02月12日

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