【感想・ネタバレ】大江戸少女カゲキ団(五)のレビュー

あらすじ

実の娘である芹をさんざん蔑み、挙句の果ては自分と母を捨てた父親が、喧嘩沙汰で命を落とした。しかし亡骸となった父の懐には「少女カゲキ団」の錦絵が入っていたという。ろくでもない父だと思っていたはずなのに、本当は大切に想ってくれていたの──困惑し、気持ちとは裏腹に涙が止まらない。そんな中、カゲキ団の最後となる飛鳥山での披露の日が迫ってくる。縁談、出自、新たなる望み──。幾多の試練と様々な想いが交錯しながらも、少女たちは強い決意を胸に秘め、舞台の幕開けに挑む!! 芝居をとおし、懸命に生きる少女たちを描いた物語、感涙の完結巻!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

五冊まとめて。
一冊づつ読み切りスタイルかと思ったら、なんと5冊の続き物だった。
読みやすく一気に読み終わった。
田沼意次の時代の江戸に生きる町娘が、正体を隠して芝居をする。大店の娘たちと、長屋暮らしの娘、存在を隠さなければいけない娘など、江戸時代の女性の生きづらさが、色んな角度で描かれている。
く読めるが、時代にも即していておもしろい。蔦屋も出てくる。

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2025年03月29日

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