あらすじ
「掛け茶屋まめや」で働く芹は、才、紅、仁の三人とともに、娘一座「少女カゲキ団」を結成し、正体を隠しながら芝居を続けていた。錦絵も世に出回り、少女カゲキ団の名は一気に江戸中に知れ渡るようになる。そんな折、南伝馬町にある薬種問屋橋本屋の箱入り娘、静が仲間に加わった。しかし静は男の身でありながら、女として生きなければならないという秘密を抱えていた。新しい芝居に臨む五人。しかし稽古が上手くいかず、不協和音が生じる弟子たちに、師匠の東花円から意外な提案が持ちかけられた──。話題沸騰のシリーズ第三弾!!
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Posted by ブクログ
シリーズ第三弾
新たにカゲキ団の仲間に加わったお静ちゃん
その正体は男性!
ただ男の格好をしたいがために入ったのか、少女カゲキ団を掻き乱す
結局彼女…彼?は今後どうしたいのだろう…と思ってしまうよ〜
そして男装で外に出れるんかい!笑笑
前回の課題であった身バレ
やっとこさバレてない問題はやや解決?という感じだが、余談は許さず…
引き続きバレそうになることを繰り返す…
結婚やら災害やら、まだまだ課題は多くありそうな予感の今巻
次巻は災害回だろうか??
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。
中島要さんの作品は、落語の枕のような江戸の小噺で始まることが多いですね。これによって軽やかなテンポが生まれ、また、読者をグッと江戸時代に引き込んでいきます。前回は初鰹の噺でしたが、さて今回は?
新メンバー(表紙イラストのブルー)も加わり、やっと全員出揃ったようです。戦隊モノですね。自分の中で戦隊モノのブルーはちょっとひねた一匹狼で、場合によっては一人だけ先に死んじゃうイメージですが、本作のブルーは大丈夫でしょうか?心配です。